【第8章設定ネタバレ集】
本日早朝の投稿で第8章は完結しました。
そのため、本日はネタバレ集と設定資料集、さらに夜には第9章の投稿を開始します!
ここはネタバレ集です。今回も大量にネタを投入してます。
※こちらはこの小説における設定および元ネタの紹介です。
ここを先に読んでしまうと本編の面白さが半減するかもしれませんよ?まずは本編を読んでいただきましてから、ちょっとエーレタニアを深く知りたい!
作者、何考えとんねん!と往復ビンタするようなツッコミを入れるネタとしてご活用(?)下さい。
8-1
トベルク
元ネタは『ベクトル』をもじってます。交流モータの制御はインバータで行いますが、昔は『すべり周波数制御』という制御方式を採用していました。
ところがこの方式は予定していた回転数から何かの原因でズレると元の回転数に戻りにくいという応答性に問題がありました。
そこで考案されたのが、現在のモータの状況をリアルタイムで監視しつつ、最適な電圧・電流・周波数を変更しつつモータに与えるという『ベクトル制御』という方式です。
現在のインバータ制御はほぼコレになってます。
8-2
Welcome to ようこそ!ピムエム皇国!
元ネタは『けものフレンズ』のオープニングテーマ『ようこそ!ジャパリパークヘ』の歌詞の出だしですね。
専用保安検査場
これはFSCと呼ばれる航空会社ならどこでもやっている顧客優遇制度ですね。作者も実は上級会員でして、飛行機で旅行する時はありがたく活用させていただいてます。
航空業界は他の輸送機関と異なり、顧客に対するサービスに激しい格差を設けています。カウンターしかり、専用保安検査場しかり、無料で飲食できるラウンジとか···。
もちろん、それなりに会社に対して利益をあげてやらないとなれませんけどね。作者はかつて『マイル修行』を実践して金・体力・精神力を激しく消耗しましたよ···。
64系統の急行バス
元ネタは作者の出身地である神戸市バスの急行64系統(三宮〜新神戸トンネル経由〜箕谷駅前〜神戸北町)のバスです。
急行バスでかつ有料道路経由という、全国的にも珍しいバス路線です。
北区に住んでましたので、北神急行開通まではよくお世話になりました。
8-6
『全部光に変換』しちゃう究極技
元ネタはアニメ『勇者王ガオガイガー』の究極物理攻撃である『ゴルディオンハンマー』ですね!
物質に対して光の加速度を与えることで、物質をエネルギーに変換して全て光にしてしまって消滅させるという、アインシュタインの特殊相対性理論に基づいた現代物理学理論で考えうる究極の武器です。
これって子供向けアニメなのに大人でもさっぱりわからないような難しい設定をされてるんですよね。
ただ、面白かったですよ!今でも人気高い作品ですね。
ニュータイプ
これも有名ですね!元ネタは『ガンダムシリーズ』でよく登場する超感覚ですね。
ただ、相当に脳みそ使いそうですよね?
情報量が多すぎて作者だったら頭痛が激しそうです(笑)。
8-7
エビス
元ネタは受変電設備の『高圧交流負荷開閉器』、通称LBSです。気中開閉器(PAS)と似たような機能を持つ名前を考えた時に思いつきました。
変圧器や、同じ出力で電流を小さくする効果のあるコンデンサで事故が起こった際に流れる大電流によって、備え付けられているヒューズが溶けて回路を物理的に遮断する以外にも、点検などで自由に回路から切り離す事も可能な仕組みになっています。
コンビニや小さな工場のように、あまり電気設備が多くない場合(300kVA以下)は、大元の遮断器としても代用ができます。
ドルン高原
元ネタは『ロマンシングサガ2』のルドン高原です。
入口から強敵ばかりが揃っているため『お気に入りの皇帝を候補に出したり皇帝の能力を上げるため』に、ほとんどのプレイヤーが数多の皇帝を謀殺する絶好の場所です。
本作では皇帝は殺しませんよ!
パスティー皇女
元ネタはアニメ『DOG DAYS'』以降登場したパスティヤージュ公国です。
名前の『パス』と似たような名前を考えた時に真っ先に思い浮かんだのがコレでした。
ちなみに作者が定めた『名前の3文字以下ルール』を逸脱してますが、ほとんど呼ばれることのない呼び名なのでOKです。ちなみに真名はもっと長いですよ!皇族あるあるです。
3・4章でアキくんとリオくんが作者が考えていた設定を改変した後に、さらにこの設定を勝手に上乗せされてしまいました。これは本当に想定外でしたよ!とんでもないキャラになっちゃいました。
8-8
楽しんでいただけただろうか?⇒もう帰りたい気分よ⇒それは失礼した
元ネタは本作でよく登場する『ロマンシングサガ2』の浮遊城で七英雄ワグナスが皇帝に言うセリフをちょっと改造したものです。
戦闘が激しい浮遊城の最奥に到達して『もう帰る』を選択すると、律儀にワグナスが皇帝を地上に帰してくれるんですよね!
ただ···、再度敵だらけの浮遊城を攻略しなおさなきゃならんので、選択してはいけないですけどね。
8-9
とある猫のコードネームがついたリボルバー使いの名手
元ネタはよくお世話になってる『メタルギアソリッドシリーズ』には欠かせないキャラである『リボルバー・オセロット』です。
裏の主人公といっても差し支えない活躍してましたよね!
お前を倒す
元ネタは『新機動戦記ガンダムW』の主人公ヒイロ・ユイがリリーナに言った有名なセリフ『お前を殺す』ですね。
本作では子どもでも楽しんでいただけるよう、あんまり『殺す』だの物騒な言葉は極力排除してますので、印象はちょっと緩くなっちゃいますけど、ご了承くださいね。
8-10
愛などいらぬわ!
これも有名ですね!元ネタは『北斗の拳』の聖帝サウザーの『こんなに苦しいのなら悲しいのなら··· 愛などいらぬ!!』です。
向こうは感動するお話なのに、こちらでは敵から愛されてしまうという、非常に気持ち悪い場面で使用してしまいました。原作ファンの皆さま!ごめんなさい!
···願い下げだね。早く片付けてホテルに帰りたいよ
元ネタは椎名高志先生の『GS(ゴーストスイーパー)美神』アニメ版の妖刀シメサバ丸での美神のセリフ『願い下げだわ。早く片付けてお家に帰りたいわね』です。
確かこのセリフですね。若干うる覚えですけど。
このアニメ、かなりきわどいセクシーさで、今思えばよく日曜朝のアニメでやってたなぁ~と思いますね。声優さんのアドリブ満載で、演技を楽しんでると感じられる作品でした。
ちなみに本作の書き方は漫画版であった『改行はこまめに!でないと読者がついて来ないのよ!』のセリフを参考にさせていただき、行間を1行多めに取るようにしています。
リアの邪法
元ネタはこちらも『ロマンシングサガ2』の七英雄の一人である紅一点のロックブーケです。
ロックブーケは男性を魅了するテンプテーションを多用するなど、誘惑する技に長けており、本作ではそれを邪法使いとして引用しています。
誘惑ではないですが、アキくんとリオくんはリアの邪法をまんまと受けてしまって敗北してしまいました。
ちなみに今回使用したソウルプリズンはリア自身の魔力にもダメージが入ってしまうため、回復するまでは使用ができません。
アドのダミー人形
元ネタはこちらも『ロマンシングサガ2』の七英雄の一人である人形使いのボクオーンです。
本作では本体は隠れて攻撃するという手段に出ています。卑怯な手段をとるのは元ネタのボクオーンも同じですね。
8-11
まさか こ う て い?
こちらも元ネタは『ロマンシングサガ2』でテレルテバの真ん中の塔にいるボスモンスターが皇帝に気づいた時のセリフそのまんまです。
それに返した皇帝陛下の言葉もそのまんまです。せっかく皇帝陛下が来たんだから、ロマサガ2のセリフを言っていただきました(笑)!
ロマサガはどのシリーズもセリフが面白いので、イベント込みで本作ではかなり引用させていただいてます。
さらばだ、好敵手!
こちらも元ネタは『ロマンシングサガ2』の浮遊城でのワグナスの戦闘前のセリフ『さらばだ、皇帝』です。
8-8で紹介した選択肢で『もう帰る』を選択しなかったら戦闘開始なんですが、その時のセリフの最後がこれなんですね。
8-12
先帝の無念を晴らす!
こちらも元ネタは『ロマンシングサガ2』で、パーティーが全滅したり皇帝のLPが0になったりして次代の皇帝に伝承法で能力を受け継いだ直後のセリフまんまですね!
決してルドン高原でお気に入りキャラが出るまで謀殺しまくったわけじゃないんですよ!?
ちなみに作者はホーリーオーダーが大好きで、よく皇帝にしてました。もちろんトーマくん生存ルートですよ!カンバーランドは無事救いましたからね。
ちなみに皇帝が城を離れて好き勝手できるのもロマサガ2のまんまです(笑)。あちらは七英雄を倒すという目的でしたけどね。こちらは大魔王を『情報で追い詰める』ですので、似てるしいいかな?
ヒズ
元ネタは過電流が流れた時に溶けて切れる『ヒューズ』です。エビスの元となったLBSにはもちろん付いていまして、ヒズが過労という名の過電流で溶けてしまうと、LBSが遮断されて皇国は機能不全に陥って終了です(笑)。ある意味、皇国で皇帝以上に最重要人物と言えるでしょうね!
早朝に投稿したあとがきでも書きましたが、皇帝が出るので、ロマサガ2ネタがめっちゃ多かったですね!
まさにワグナスのように『楽しんでいただけただろうか』です。
『もう帰る(読まない)』は選択しないで下さいね!!
ここからが面白いんですから!
···ちょっと必死になった作者でした。
次は夕方に設定資料集を投稿しますね。




