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13:妖魔の稲荷
「私の部屋……懐かしい……」
百年ぶり?案外覚えてる物だね。ああ、桜からもらった御守りもここに置いてきぼりになってたのか。
『よう、クソ主。テメェどの面下げて帰って来やがった』
「殿からの最後の命令が下ったから帰ってきた。契約はとっくに終わってたはずだから居ないと思ってたよ稲荷」
『は!俺と言う妖魔を打ち倒しながら尻尾の毛だけ持ってくバカはお前だけだ。俺は死ぬまでついてくぜ』
「…………このアプリ?」
とりあえず、うるさいし目立つからジャックの城に送る。私との繋がりがあるから無下にはされないはず。多分。




