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商人のショウ

ペースを上げて書いているつもりです。

誤字などあるかも知れません。

 こんな緑髪の少年が商人をやっているとは、商人ってのは頭に白いターバンを巻いて少し太り気味のおっさんってイメージだったけど。というか何故ラバルはこの少年を見た瞬間に商人ってわかったんだ?


「なんでラバルは、この子供が商人ってわかったんだ?」

「変態のお前に気安く名前で呼ばれる筋合いない」


 良いだろ別に、なんでこんなにも俺はこいつに嫌わているんだ。


「で、なんでわかったのかしら?私も少し気になるわ」


 ラバルに質問して聞くマグ。


「貴方のためならなんでも答えましょう!実は親父に聞いていたのです。緑髪の少年の商人が案内をしてくれるって言っていたので。これくらい知っていて隊長として当然のことです。」


 ハイハイって感じ態度を取るマグ、なんで威張っているんだこいつは隊長関係ないだろ。


「どーも皆さん、商人のショウって言います。今日はホワイト城の皆さんを案内させていただくっす。」


 なんかこの少年の出番を待たせてしまったな。ってホワイト城?


「ホワイト城ってなんだ?」


 俺はまたラバルに聞く。嫌だけど。


「貴様、そんなことも知らないのか?俺達がいた城のことだ。それくらい覚えておけ!」

「あぁ、そういうこと」


 なんとなく、そんな気はしてたけど一応聞いただけだし。


「あのー隊長さん?案内料はちゃんとあるんすかね?」


 両手を重ねていやらしい顔するショウ。金の話しか。


「ちゃんとドラゴンの所まで案内をしたら渡すという約束だったな。」

「へっへい!そういうことっす!」


 へこへこする商人のショウ。


「じゃあ早速では悪いが案内の道を教えてしてくれるか?」

「了解っす!じゃあとりあえず宿屋で教えるっす。」


 二人は兵士達を連れて宿屋に入って行った。ん?ということは、あの大魔道士のヒロインのマグと二人きりってことか!?にやにやしていると。


「きも。」


 とマグから悲しい事を言われて。落ち込んでいると


「貴様は監視中だ!それに、可憐な女性に近づくなんて本物の変態なんだな!着いてこい!」


 ラバルが戻ってきていた。俺は腕を引っ張られ宿屋に連れ込まれた。


「なんで俺だけ、あのマグって女の子はこの会議に参加しなくていいのか?」


 と俺は怒りをぶつけていると。


「私のことかしら?」


 後ろに、マグがいたことに気づき「さーせん・・・」と俺は小さい声でつぶやいた。


 ショウとラバルと兵士達がどういうルートで行くか地図を見ながら喋っていた、そして話し合いが終わり。少数の兵士をこのベジル村に残し。残りのメンバーでドラゴンがいる山道を登るという話しになり、俺達は外に出た。


「よし、では変態はこの商人のそばにいろ、なにかあれば囮になるように」

「ちっはいはい、言うことを聞きますよー隊長さん」


 俺はしぶしぶラバルの言うことを聞いた。


「なんで変態って呼ばれてるんすか?やっぱ上半身裸だからっすか?」


 ショウが歩きながら俺に聞いてくる。


「・・・言いたくねぇ、てか変態じゃない俺はタケローって名前なんだよ!なんでこんな子供にまで言われなきゃいけないんだ・・・」

「まぁまぁ変態さん。俺のこと道中で守ってくれっす」

「タケローだ!」


 俺は少し怒った。


 俺達はショウに連れられてどんどん山道を進んでいく。そして大きい岩がある場所に着いた。どうやらこの当たりにドラゴン、元い黒竜がいるらしい。


「あれーおかしいっすねー確かにこの辺で見たんすけどねー。」

「おい、商人!子供だからって黒竜が居なかったらただじゃおかないぞ」

「まぁまぁラバル、子供にそんなムキになるなって」


 俺はそう言って岩にもたれかかる。


「あの、その岩もしかしてドラゴンじゃない」


 とマグが俺に向かって言ってきた。俺はそれを聞いておそるおそる後ろに振り返ると、

 ぎろっとした巨大な目がこちらを見ていた。

 その目の正体は黒竜だった!


ようやく次は戦闘パートです上手く書けるわかりませんが、できるだけ頑張ります。

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