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世界の危機

 ラバルがクロマに向かって喋る。


「こいつが、クロマか…タケローから聞いていて通りの奴だな」


 ラバルはクロマを睨むに様にいった。それに対してクロマは喋り出す。


「私も有名になっちゃったねー、少し派手にやりすぎちゃったかなー」


 クロマは陽気ラバルに言った。そしてクロマまた喋り出す。


「あーそこの竜の子…?うーん、流石にもう使い物ならないかなー」


 クロマは、ボロボロになっていたラドに向かってそう言った。そしてラドがクロムニ言う。


「どういう…ことだ?我はお前が人間を滅ぼせる力を得ると聞いて協力したんだぞ!」


 ラドは倒れながらもクロマに力強く言った。それに対してクロマは答える。


「それは、本当だよ…でも、キミよくやってくれたよ…もう用済みなんだよ」


 クロマはラドに向かって嫌なように言った。それ対してラドが怒る。


「…貴様!その女性を侮辱する言葉をするものはこの俺、ラバルが許さないぞ!」


 ラバルは怒り、クロマに向かって剣で刃向かおうとした。その時クロマが喋り。


「ザブやれ」


 クロマの後ろには、水色は髪の毛した男の子がいた。そしてその男の子が喋る。


「人使いが荒いなー…」


 そう言ってザブは「はっ」と言って、手から氷出し、ラバルの手と足を一瞬にして凍らされた。


ラバルは「なんだと」と言った。それを見てザブが喋る。




「流石に力がない奴を凍らせるのは朝飯前だよ」


 ザブは子供のように笑いながら言った。

そしてラバル焦るよう言う。


「さっき力を使いすぎて、動けない!」


 ラバルは、全く動けなくなっていた。そしてクロマザブに言う。


「じゃあ王女の所へ向かうとするかザブ」

「はいはーい」


 クロマとザブは、王女にいる所へと歩き出そうとした時!タケローが起き上がりクロマに一言。


「よく寝たぜ!」


 クロマとザブの目の前に現れたのは、タケローだった。



 タケロー視点


 まだ、俺の疲れは残っているが…こいつらは止めなければならない…大体が状況はわかっている…すごくやばいって事がな。そしてクロマ喋り出した。


「タケロー君もしぶといね。キミもしかして不死身なのかい?」


 クロマがそうやって俺に言ってくる。そして俺はいつものセリフで答える。


「俺は、コノ世界の主人公なんだよ!」


 俺はとにかくがむしゃらにクロマに特攻をしていく。そうするとクロマはザブに言う。


「ザブ、頼むよ」


 クロマがそういうと、ザブは「はぁまたか-」と言いながら、俺の手と足を凍らせた。俺焦って喋る。


「なんだよこいつ!新キャラかよ…」


 俺はそんなことを言いつつも凍った手と足をなんとかしようとする。クロマ笑いながら俺に向かって言う。


「そんなボロボロなら、ずっと眠っていればいいものを」


 クロマがそう言ってきたが。俺は怒りながら言った。


「うるせー!俺は諦めるの嫌いなんだよ!」


 俺は全身に力を込め、足と手に着いて凍りをバカ力で無理矢理砕いた。それを見てクロマが言う。


「やっぱり『神の使者』は一筋縄では行かないか」


 クロマが神の使者とやらをまた言ってきた。だから俺はクロマに聞く。


「一体その、神の使者ってなんなんだよ!」


 俺は怒りながらクロマに聞いた。そしてクロマが答える。


「そうだね、いいよ、特別に教えてあげるよ」


 クロマそう言って喋り出した。


「神の使者って言うのは、この世界の危機を止める、神の力を授かった転生者って意味なんだよ。私もビックリしたよ、本当に現れるなんてね」


 え?どういうことだ?この世界の危機だって?俺は焦って喋る。


「どういうことだコノ世界の危機ってなんなんだよ!」


 俺はクロマの意味のわからない言葉に怒った。そしてクロマつぶやく。


「これ以上知らなくて良いことだ…ザブ、相手をしてやれ、私は目的の方に向かう」


 クロマはそう言って王宮の方へ向かって行く。俺はそれ見て言った。


「クロマ!待ちやがれ!」


 俺は身体がボロボロだが追いかけようとしたが。


 カチッ!


 その時俺の足が凍った。そしてザブが現れ喋る。


「あの人って、本当に人使いが荒いよねー」


 俺の目の前に現れたのはザブだった。


「くっそ、こんなところで!」


 俺は足の凍りを力で砕く。それを見てザブが驚く。


「わー、凄いごり押しだね。」


 俺のゴリ押しの力を見てザブはそう言った。俺サブに向かって言う。


「なんで、お前みたいな子供も!あんな奴に協力するんだ!」


 俺は、こんなショウみたいな子供までクロマの仲間のことに疑問を抱いていた。ザブが答える。


「そんなの、この力を貰ったからだよ」


 ザブはそう言った瞬間!地面から凍りの針が一瞬にして出てきた。俺は驚き言った。


「なんて力だ!」


 俺は避けるが、全部は避けきれなかった。そしてサブが笑みを浮かべながら言う。


「僕は、この力で強くなったんだ!禁術のおかげでね!」


 ザブがそう言った、禁術だって?なんだそれ?だが俺にはそんなの関係ない!


「でも、この勝負は俺が勝つ!俺は主人公だからな!」


 俺は、ザブに向かって全速力で向かって行き、そしてジャンプする!


「俺の必殺技の一撃だ!」


 ガチッ!!


 俺の飛び回し蹴りが決まった!



 と思っていた。


「なにそれ。だっさ!」


 俺が蹴っていたは、凍りに包まれたザブだった。俺は言う。


「なんだそれ!チートだろ!」


 一瞬にしてザブは凍り使える力に俺はついそう言った。そしてザブが言う。


「これが禁術の力だよ。凍りがある限り!キミ僕に勝てない!」


 ザブがそう言うと、いつの間にか地面は凍り付けになっていた。俺が喋る。


「これが禁術って奴の力なのか…」


 俺が驚いていると、ラバルが急に現れて


 ザンッ!


「下だ!タケロー!」


 ラバルの声で俺は下から出てきた氷の針を避けることができた。それみて俺らラバルに声をかける。


「ラバル!動けるようになったのか!」


 ラバルの手と足は氷は無くなっていた。そしてラバルが喋る。


「あぁ!お前一人では荷が重いって思ってな」


 ラバルが俺に向かってそう言ってきた。だがザバが言ってくる。


「いやいや、二人とも、ボロボロじゃん?そんなので僕に勝てるって本気で思ってるの?」


 ザブが俺とラバルに向かって挑発してきた。


 だが俺達の気持ちは一緒だった!


「「勝てる」」


 俺とラバルの声が重なり、二人でザブに向かって行く。


「死んでも知らないよ」


 ザブはそう言ってきた。




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