弁明
ありがとうございます!遅くなりました。
なかなか話しが進んでない感じですが少しづつ進めていきます!
「俺がやったのか?この鎖を?」
俺はこのとき思い出した。「そうだな・・・まずは 力がバカみたいに強くしてもらって」と神に言ったことを。
なるほど、俺にはこのバカみたいに強い力だけを神に授かったのか!だから、このボルクってオッサンの超強い腹パンも耐えれたのか?そして足にあった鎖が俺の馬鹿力でちぎれたってところか。
「坊主にこんな力があるとはな、でどうする?この状況?その馬鹿力で俺とやり合うのか?」
なんだこの人のやばいオーラがただよう感じは・・・でも待て。俺は本当のことを言ってるんだ。
だから俺の答えは・・・
「いや。俺は真実を語っていますので、アンタとやり合わない!」
俺は言い切った!
「フッ・・・そうきたか、お前のその言葉少し気に入っちまったぜ。戦いたかったが仕方ないな・・・」
なんとかなったのか?だがボルクって人、頭を抱えて「しかしどうしたものかな」って言ってるぞ?俺はどうなるんだ?
「おっそうだ、お前の変態の罪を弁明できることを思いついたぜ!」
「おっマジかオッサン!」
「誰がオッサンだ?これでも隊長なんだぞ?名前で呼びなボルクってな!」
「あっはい・・・ボルクさん」
「よし、とりあえず俺に着いてこい、逃げるんじゃねぇぞ?」
この人は本当はいい人なのかな?ボルクさんって人は、顔は怖いけども・・・ 俺は地下牢の階段を上がって上へ上と行く。どこに連れて行かれるんだ?
そして俺はボルクさんに着いて行くと大広間に出た、そこにはRPGに出てくるような玉座が二個あり、兵士がたくさんいた、茶色髭を生やした王冠を被った人がいた。間違いないこの人はここの王だ!絶対に。
「よぉ王!」
フランクに挨拶するなぁ、ボルクさんは。
「ボルクか!どうしたんだ?ん?そっちの汚い布を腰に巻いた男は?」
「あぁこいつは、あの噂の変態だ?」
「誰が噂の変態だ!」
兵士達がざわつく「おいおい囚人の変態が何故?」「変態がなんでこんな所に」「変態が移るぞ」と言うのが聞こえてくる。
王様が喋り出す。
「どういうつもりだボルク?今は村で、暴走したドラゴンについてもう少し良い作戦はないかと考えているところなんだぞ?」
ドラゴン!?本当にいるのか!ゲームや漫画の世界でしか見たことないドラゴンか、めちゃくちゃ見てみたいな!
「そのことだが、俺が確か指揮を取って行くことになっていたよな。そんで城の警備として俺のバカ息子のラバルが残るってなっていたはずだったよな?」
「あぁ確かにそうだが・・・」
顎髭を触る王様。
「俺が警備として残ることにしたいんだが、んでラバルが指揮を取る。そっちのが新米隊長の成長として良いと思うんだがな?」
「何を言ってるんだクソ親父!」
遠くのほうで聞き覚えのあるイケメン野郎の声がしてきた。その声はラバルだった。
「お?クソガキいたのか?お前もデカイ獲物を捕りたいころだろ?俺はそろそろ行けると思ってるんだが?それとも何か?ドラゴンにびびってんのか?」
でた!あのボルクさんの威圧した怖い言い方!
「・・・アンタに言われなくても、ドラゴンくらい退治できる・・・あとさっきからそこにいるあの変態がなんでこんな神聖である場所にいるんだ!?汚らわしい!」
言い過ぎではないか?
「この変態は、どうやら裸になった記憶がないって言ってるんだよ。拷問をやったけど駄目だった…俺はコイツが嘘ついてないと思った、だからこいつにチャンスをやろうと思ってな」
「この変態にチャンスだと?」
「こいつをドラゴン退治に同行させろ。役に立つと俺は思うぜ」
「なんだって!?」
俺は思わず声を発していた。
読んでいただきありがとうございます。
読まれると嬉しいので頑張って行くので感想など待っています。
誤字脱字がまだまだ多いですが少しづつ直していきたいと思います!