俺の力
ようやく、話しがすすみそうです!
スローペースで書かせていただきます
「まぁ、とりあえず何故裸で居たか答えな?、変態の坊主?」
ボルクって人の威圧したすさまじい言い方に俺はつい後ずさりしてしまった。正直に答えるしかないのか?
「俺は何故自分が裸で居たかはわからない」
「・・・それがお前の答えか?」
「あぁ」
「ふーむ」とボルクは顎に手をもち、少し頭をかしげる。何か考えているのか?
「仕方ないな、拷問をするしかないのか」
「ごっ拷問!?」
は?何故!?俺は何もしていないのに拷問を受けなければならないのだ?
しかもこんなおっさんに?ドSっぽそうな綺麗なお姉さんとかならご褒美だけど。俺は不安で汗がでてきた。
「しゃーねぇだろ?罪人には拷問することが認められている。変態、お前には自分の裸を町の人に見せた罪がある?わかるか?」
「うっ、確かにそれはそうだが・・・」
確かに知らなかったとは言え裸を見せたのは事実であるからな。コレは認めるしかないな。
ボルクが手をポキポキ鳴らしこちらに向かってくる。怖い顔をして
「最後に聞く、本当にわからないが答えか?」
どうする・・・この状況、だが俺にはまだ言ってないことがある!自分がコノ世界に転生しにきた話しをしていない。あんまり話す事ではないと思っていたが、話すしか無い!
「俺は神様に転生されてこの世界にきたんだ!そしたら裸でいたことに気づいてなかったんだ!だからわからなかったんだ」
ボルクは目をつぶりながら頭を搔く。
「それが本当だとしてもよ?裸で居たことに代わりはないし、裸を見せた罪は消せないのはわかるか?坊主?」
ボルクの言い方が怖い。ただ俺はこの言葉は間違いでないと思った。
「ま、お前が何故そこまでしてでも嘘をつくのかはわからないが、拷問は受けてもらう。本当の事を言えば拷問もなかったかも知れないのにな・・・」
「待ってくれ!全部話した!これが真実だ!」
「うるせぇ!誰がそんなこと信じられる?転生?神様?笑わせるな!とりあえず俺の拷問はすぐに終わるからな、歯を食いしばれ・・・それでは行くぞ!!」
ドォオン!! 俺は思いっきりボルクに腹パンをされた。その腹パンされた音は地下牢に鳴り響いた。
「うえぇえええ」
俺はお腹からなにか変な水みたいな物を口からだした。
ボルクは少し驚いていた。
「俺が本気で威圧しても答えないとはな、殴る直後で本当のこと言うと思ったんだが・・・寸止めしてやったのに、まぁしばらくは気絶しているだろう」
そう言って帰ろうとする。ボルク
「ちょっと待てよ、おっさん・・・」
あの勢いある、腹パンを俺は耐えていた、自分にも驚いていたが、本当の事を言っているのに信じてもらえていないという感情の方が強くなっていた。
「まさか俺の二割の腹パンを耐えるとは、そしてそのまま喋る奴がいるとはな・・・」
「俺は・・・本当のこと言ってんだ!嘘なんかじゃねぇんだよぉお!」
俺は怒りをぶつける。前のめりになりながら言った。そのとき
パキンッ!!
その音が鳴ったとき何故か俺が前転してコケた。
「おいおい、なんて馬鹿力だ。」
ボルクは俺の足に繋いでいた鎖を見ていた。それを見て俺も自分に繋がれていた鎖を見た。その鎖はどうやら俺のバカみたいな力で、鎖がちぎられていた。
最後まで読んでいただきありがとうございます!。
なんども手直ししたりしてして遅れてます・・・