表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
44/88

ゾンビ女

またまた、新キャラでます。

 大丈夫だろうか・・・ゾンビ達が住んでいる街にどうやら俺達は来てしまったようだ・・・ そして今この状況、俺達はオンボロの少し大きい家で隠れている。


「どうするんすか兄貴・・・?」


 焦りが隠せない・・・この家で隠れるのは限界だろうな・・・


「やばいな、隙を見てここから出たいが・・・」


 俺は恐怖で外の様子を見えない・・・


「とりあえず、考えよう・・・」


 俺達はどうやって脱出をしようか考えていた。


 ドタッ!


 俺達の家のドアが開かれた。


「あれれー?なんか私の家ってこんなにも人間臭さかったけー?」


 俺達はドアの音でとっさに奥の部屋に隠れた。


「・・・女性の声だ・・・」


 だが油断はできない・・・


 だけど、すぐにこっちのドアが開かれた。


 ドンッ!


「あら・・・」


 俺は異常な女の人と目が合った。


「あ、どーも・・・」


 そうその女の人は明らかにゾンビだった。左手は手ではなく何か変な感じになっており、右足はもよくわかならない感じだ。そして肌は毒々しい緑色で腐っている、なんか変な匂いもするし・・・見た目は美人で可愛いのだが。


「にっ人間!?キャー!!」

「やべぇ!マジマジと見ちまった!」

「兄貴やるしかないっす!」


 くそ美人だが、相手はモンスターだやるしかない!


「おらああああ!」


 ズドォオオン!


「ぐへ」


 俺はとっさの勢いでゾンビ女を勢いよく殴ってぶっ飛ばした。そのときに肉片(にくへん)っぽいのが飛び散りそして、ゾンビ女の顔が取れていた。


「はぁ・・・はぁ・・・なんとかなったっすね・・・」

「あぁ、あまりの勢いで加減とかできなかったが、相手はモンスターだ・・・俺は普通の女の子にしか興味ないからな」

「いや、そういう問題っすか・・・」


 そう俺はモンスターみたいな女の子は対象外だ!俺はそんなことを考えていると。


 むくっとそのゾンビ女が起きてきた。


「きゃー!憧れの人間だわー!」


 俺達は二人は驚いていた。


「このゾンビ・・・顔がないのに・・・」

「なんだこのホラーは・・・」


 なんなんだこいつは・・・恐怖でしか無い・・・


「あら・・・顔…顔っとあ、今は身体を動かしているんだった。えーっとここだ」


 その顔がない身体はゾンビ女の顔をはめていた。


「何がどうなってるんだ・・・?」

「兄貴・・・このゾンビ怖いっすよ」


 俺もだよ、さっきまでなんかちょっと可愛いとか思いという感情は無くなっていた。


「あら、自己紹介でもしましょうかね。私の元魔王四天王の一人、名前はアンディルト。気楽にアディっと読んでください。」


 ボトッ


 アディは自己紹介と共に、アディの右手が落ちる。


「・・・こっ怖い・・・てか、なんで自己紹介?」


 俺達はまだ理解ができてない・・・何がどうなってんだ・・・


 コンコンコン!


 玄関のからノックがしてきた。


「アンディルト様ー、ここの家に人間の匂いがしたんですがー」


 外から声がする・・・仲間のゾンビか?


「あらあら、今人間の研究をしているところなの!良い感じなのよ」

「そうでしたか!いやはや、さすが元四天王のアンディルト様だ!あの研究がまさか成功しているとは・・・」


 そういって外のゾンビは去っていた。どうやら俺達はこのゾンビ女のアンディルトに助けられたようだ。


「・・・一応ありがとう・・・」

「いえいえ、いやぁーでも、久しぶりの人間だわ・・・」


 俺達のことをマジマジと見てくる・・・


「なんで俺達の事をたすけてくれたんすか?」


 ショウは落ち着いたのか、アンディルトに質問をしていた。


「実は私、もの凄く人間に興味を持っていって、人間らしくなるのが私の夢なの!」


 なんだろう可愛いけど、さっき落としていた、この右手をはめながら言ってるいることが恐怖だ。


「あのー。元魔王四天王の一人って名乗っていたけど・・・」

「あーそれはその通りですわ、私は不死身のゾンビの身体をもっているんですよ」


 そんな笑顔で言われてな・・・


「あのー俺達魔王城に行きたいんですけど・・・」

「あらあら、そうなの貴方たちの身体を調べたい所なのに・・・私って目玉が一つ足りないのよ・・・」


 髪で隠れていたわからなかったが確かに目が無いのを俺達に近づいて見せてきた・・・


「やめろ!そんなの見せるなぁああ!」


 ドォオオン!!


 俺はまた勢いよくアンディルトを勢いよく突き飛ばした。


「また人間に触れたわ!キャー!!」


 こいつ異常だ・・・


「あー突き飛ばして悪かったよ」


 俺は倒れいてアディに一応手を差し伸べた。


「ありがとうね!」


 ぎゅっと俺の手を握ってきた、なんかどろどろしていて気持ち悪い。


「で、魔王城に行きたいのだけども・・・」


 まだ握ってくる、アディ。


「そうね、今はこの街も忙しい所なのよね」


 俺の手を握りながら、俺の身体舐めるように見てくる。


「そうなのか、手かそろそろ手を離してくれないか?」

「え?なんで?」


 なぜかとぼける表情でこちらを見てくるアディ。


「いや、だから放せって!」

「えー嫌よ、もうちょっと触れさせてよ。」


 ジロッとこっちを見てくるアディ。


「だからアンタ怖いんだって!!」


 俺はその勢いよく手を振りほどくようにしたが


 ボト!


「あら、今日はよく手が取れる日だわ」


 また手が取れる。


「この女疲れるな・・・」


 俺らはとりあえず落ち着いてこの魔界の事をこの元魔王四天王の一人のアンディルトに詳しく聞くことにした。

読んでいただきありがとうございます!

新しいキャラは本当は没キャラにするつもりでした

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ