俺のライバル
書きました!あまり背景と人物の見た目を描いてないけど大丈夫だろうか
よし、俺の修行も大詰めだ!飛び回し蹴りも覚えたし、もう一つの必殺技も覚えたし!今日は実践をするってボルクさんが言ってたな!
「俺も今日は見に行くっす!魔界の事を調べたっすけど、あんまりよくわかんなかたっす。」
そういう事でショウは今回の修行に付き合ってくれるみたいだ。
「見てろよー、俺は主人公らしく二つも必殺技を覚えたからな」
自慢気にショウに向かって俺は言った。ショウは呆れた顔で「はいはい」って俺の事を適当に流し、そんなやりとりをしている内に俺達二人はボルクさんの元にたどり着いた。
「はぁあああああああああああ!」
バチバチバチ!!
なんだなんだ!?大きな声と音にに俺達はビックリしていた。あれはラバルか?ラバルの身体に雷が・・・恐らく装雷の修行中だろな。
「お、来たか」
「まぁ、そうですけど・・・今日は何であいつがいるんですか?一緒に修行する感じですか?」
俺はボルクさんに聞いてみた。
「実践の練習をするって言っただろ?お前の実践の相手はラバルだ。」
なんだと?ボルクさんも思い切った事を考えるなー。
「二人は、この俺様がちゃんと見て育てたからな。」
「育てたって・・・」
なんか動物みたいな言い方だな・・・
「タケローか、来たか」
ラバルが、装雷の修行を終えこっちに向かってきた。
「話しは聞いてるか?俺とお前が戦うって聞いたか?」
「あぁ、さっきボルクさんに聞いたよ。」
「親父も、変なことを思いつくもんだ・・・よし、俺は今回は本気で行くから自慢の剣を使わせて貰うぞ!」
おいおい、それはさすがにそれは負けるかも知れないじゃないか・・・もう慣れてきてなんとも思わないがこっちは上半身裸なんだぞ・・・
「平等にするためにお前にはコレをやる」
ラバルが俺に黒色で少し堅い腕まである手袋みたいな物をくれた。
「これって、なんだ?」
「ガントレットだ、鉄の手袋みたいな物だコレで相手が刃物でもこのガントレットで腕と手がすぐ傷つくことは無くなるしパンチの威力も上がる。」
俺はとりあえずそのガントレットをはめてみた。
「なんか少し違和感あるけど、なんとか大丈夫そうだ!」
そしてなによりかっこいい!
「サンキューな、ラバル」
俺は笑いながらラバルにお礼を言った。
「体術を主力をしている者なら、当たり前の装備だ!」
「なんだそれ、お前のツンデレなんていらないんだけど・・・」
ラバルが「黙れ!」っと怒ってきた。なんなんだよ、まっ俺の初武器だテンション上がるぜ!
「二人共準備はできたか?」
ボルクさんが俺とラバルに聞いてきた。
「俺はできるぜ!」
「聞かれなくても、こっちもできている。」
俺とラバルはそう言った。そして俺とラバルはお互い見て、構えた。
「よし,でははじめ!」
ボルクさんの大声で、俺は一気に決めに行く!
「行くぜ、俺の必殺技!『飛び回し蹴り!』」
この距離なら行ける!
「うぉおおおおおおお!」
俺は声をあげて、ラバル向かって飛んだ!ここだ!食らえ!俺の必殺技!
バチバチバチ・・・っと何かが聞こえた。
「装雷!!」
ドンッ!
ラバルがそう言うと俺は何かの衝撃で吹っ飛んだ!ラバルを姿をよく見ると雷を身体に纏っていた。
「そう簡単には決まらないか・・・」
だがラバルの装雷はそのうちラバル自身が気絶をする・・・時間立てば俺の勝ちだ。
「修行した俺はそう簡単には気絶はしないが、完璧に使いこなした訳では無いがな!」
そう言って、ラバルが走ると稲光が光りバチバチっと音もする。そしてこっちに向かってくる。
「はぁあああ!」
ラバルが剣を持ちこっちに向かって飛んでくる。
「はっ!」
そう声を上げて剣を振ってくるが、俺はこの時に円の動きの修行を思い出した。
(相手の動きを見て予測する)
シュン!ザン!ハッ!
ラバルの斬撃を俺は小さい動きで避ける。
「やるな・・・ならばこれならどうだ!」
ブォオオン!!
ラバルの剣が雷を帯びて光、一瞬にして巨大な雷の力浴びた剣になった。
「なっ!こんな一瞬にしてビックサンダーソードを!」
「はぁあああ!」
くそっ一瞬すぎて、これは避けられないぞ!
ギンッ!
俺は、ラバルのビックサンダーソードを腕でガードできていた自分に少し驚いた。
「・・・そうかそういえば俺はガントレットをしていたんだったな。」
ラバルがくれたガントレットに俺は助けられた。
「このまま、やられてばかりにもいられない。」
こっちも攻める!
「俺の飛び回し蹴りは、まだまだ隙があるからな」
ここはまず、俺のラッシュで攻める!
「うぉおおおおおお!」
「はぁああああああ!」
俺とラバルの激突がする、俺はしっかりと避けれる攻撃は避けつつも、やはり絶対に当たらないということはないが、致命傷は避けられている。
「くっやるな!」
ラバルが俺にそう言ってきた。だがラバルもラバルだ!まだ装雷を保っているラバルに俺は驚いてた。
「そっちもな!」
なんか少し戦いが楽しくなってきたぞ!
「・・・ふっお前ならこの技を使っても良いかもな」
少しラバルが笑ってそう言って俺との距離を取った。
「・・・この装雷に、全ての剣の力を・・・」
バリバリバリバリ!
ラバルの剣に激しい雷の力がドンドン溜まっていく。
「うぉおおおおおおおお!」
大声を上げるラバル。
「やばいな、こっちも仕掛けるか『必殺技』を!」
俺も必殺技の構えをしようとしたが。
シュー・・・
「ううぅ・・・」
ラバルがショートしたように、その場で倒れた。
「ちっ馬鹿息子にまだ技を出しながらの装雷はまだ早かったか」
ボルクさんが呆れた表情でラバルに言った。
「えっ・・・盛り上がってきた所だったのに」
こうして、俺とラバルの戦いは終わった。
読んでいたたぎありがとうございます!
修行パートで3話も使うとおもってなかった。ラバルが武器渡す展開よりもショウのがいいかなーっていう所で悩みました