修行
投稿するの忘れそうだった、急ぎで書いたから誤字脱気多数です
俺とショウは王様に会いに行き、勇者のことについて聞いた。
「・・・噂通りだ。」
「それは、ボルクさんも言ってたんすけど・・・」
この様子は、明らかに何かおかしい絶対に王様はなにかを隠している。
「なんか、王様隠してますよね-?あれーこの城をー救ったのって誰だっけなー?」
「・・・うーむ、それを言われると私も弱い・・・はぁーこれは私とボルクだけの極秘の秘密だったのだがな」
少し煽った言い方をしてしまった。だけど王様は勇者の事を話してくれるようだ。
「・・・勇者の名前は『レジェン』我が城の最強の兵士だった、私の父がまだ生きていた頃にボルクが隊長に選ばれた時に同時に選ばれたのがまだ子供だったレジェンだった。大剣を振り回してどんな敵でも圧倒していたな。ボルクはなんどもレジェンと戦ったがボルクが負けていたのを思い出すな・・・」
あの、ボルクさんが!?子供に負けていただと?信じられない。
「そしてある日、魔界に魔王という者が現れた。そしてホワイト城で勇者を決めることになり、レジェンが選ばれたのだ。そして勇者レジェンは魔王を倒してからのことだった…レジェンは帰ってこなかった。そして一つの手紙が届いた。『勇者レジェンは死んだ』っと手紙に書いてあり、その宛先の人は書いていなかったが、恐らくレジェンの物だろうと私は思った。」
「でも!その魔界ってとこに行けば勇者が生きてるかも知れないかもじゃないですか!」
俺はとっさに王様にそう言った。
「もちろん、優れた兵士達に行かせたさ・・・だが、魔界には強い魔物が沢山いてな。そして何よりも魔界には魔王がいないのに、『闇の戦士』という魔王に従うとてつもない化け物が魔界にいて誰も魔界の奥まで近づけいないのだ・・・」
なるほどな・・・闇の戦士か…
「恐らくだが、レジェンは自分を死んだことにしたいっと思ったのだろう・・・だがそこの真意は未だにわからない」
「じゃあそこの『闇の戦士』って奴を倒せばなんとかなるってことか・・・」
と俺は簡単に言ったが、闇の戦士のことがもの凄く気になる・・・あと魔界とか言う場所にも行ってみたいという好奇心が強くなっていった。
「・・・魔界に行きたいのか?」
王が俺の顔を見て聞いてきた。
「はいっ!俺が勇者を生きているか確かめる!!」
「兄貴!マジで行ってるんすか!?」
俺の発言にショウが驚いていた。
「あの魔界っすよ魔界!!しかも闇の戦士って誰にも負けていないって話しっすよ!さすがの兄貴でも今回ばかりは死ぬっすよ!」
こんなにも言うってことは、闇の戦士って奴は本当に強いってことかなのか・・・
「少しだけ話しを聞かせて貰った。」
後ろから声がした、俺達の後ろにはボルクさんが立っていた。
「あれ?ラバルの修行をしていんたんじゃ?」
「あぁ、今もあいつは一人でやっている。おいタケロー?本気で魔界に行くのか?」
「そりゃもちろん!」
「今のお前じゃその辺でのたれ死ぬのが落ちだ・・・だがお前も特訓をするなら別の話だが」
特訓!?
「そんなの俺には、必要ないと思うんだけど・・・」
異世界に来て神から力を授かってるのに特訓なんてそんなの俺には・・・
「いや、お前は力任せにとにかく相手をぶっ飛ばすだけしか能がない。そんな戦い方はこの先通用しなくなる・・・特訓したら今よりは強くなるぞ?」
「今よりも強くなる・・・」
確かに俺の戦い方は適当に相手をぶん殴ったり、体当たりしたりとか、そんなゴリ押しの力業ばかりだ。そして俺はいつも無茶をしてぶっ倒れいることが多い、そのたびにショウを心配させている。
「ボルクさん!俺!特訓するよ!でもラバル修行もあるんじゃ?」
「へっ!そうこなくっちゃな!ラバルの修行も同時にやるくらい、俺には朝飯前だ」
こうして俺はボルクさんの特訓を受けることになった。
ホワイト城 牢獄
カガミが捕まっている牢獄。
「お腹が減ったな・・・」
コノ静かな牢獄にはそろそろご飯が運ばれてくるころだ・・・
「僕の楽しみ、それくらいだな・・・」
ドガッ!
重い扉が開かれる。
「ようやく、ご飯の時間だ・・・ってあれ?」
いつもは兵士がやってきて、飯だけを渡してくれるのだが
「なんでリース姫がこんな所に?」
「・・・」
なんだこの謎の展開は・・・?
「あの・・・なにか?」
「私は納得しません!」
急にリース姫が怒ってきた。なんだ?
「何故アナタの様な!罪人が死刑にならないのかしら!」
「・・・そのことか・・・」
確かに、僕のことを許さない人間がいたっておかしいくない話しだ。その一人がこの可愛い姫とは、残念だ。
「私は絶対にアナタのこと許しませんわ!」
「・・・それでいいさ」
「え」
「僕は多くの人を傷つけたんだ・・・許されてはいけない存在なんだ・・・」
「そっそうですわ!」
「・・・本当にごめんなさい」
僕は、鎖でしにくいが土下座をして深く謝った。
「・・・アナタ何か人が変わった気が・・・」
リース姫が驚いていた。
「・・・初めて友達ができたからかな・・・」
「意味がわかりませんわ!とにかく私はコレを渡しにきただけですので!」
そういってリース姫が僕にご飯を渡してきた。
「・・・これは一体どういうことなんだ?なんで姫が?」
「勘違いしないで!アナタという人がどういう人なのか知るついでにもってきただけですわ!」
そういうことか・・・
「・・・ありがとう」
「意味がわかりませんわ!アナタ様な人にお礼なんて不潔でしかないわ!」
「・・・いや、この牢獄さ、何もなくてどうにかなりそうなんだ・・・だから久しぶりの話し相手ができてとても嬉しいんだよ。」
「・・・フンッ!私もう行きますわ!」
そうして姫は出ようとした。
「あっまって!また来てくれるかな・・・なんてね・・・」
これはさすがにおこがましいよな。相手は姫だし、僕のことを許していない人だ。
「・・・気が向いたら、また来ますわ!でも勘違いしないことね!アナタがしっかりと反省をしてるか見に来るだけですから!」
そう言ってリース姫は重いドアを閉めた。
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