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白竜

しばらく竜との戦いが続きます、少し文を長くするように意識しました。

 俺の戦いが始める。相手はのあの三人で倒した黒竜によく似ている。


「どうした人間よ、白竜は我々の中では黒竜と同じ強さを持つ竜だ。」

「マジかよ・・・」


 やべぇな俺さすがに死んだかもな・・・


「でははじめぇええ!」


 大声でラドが叫ぶ。身体中の汗がびっしょりっと出ている。緊張か?怖さか?それともなんだ?


「コォオオオオオオオオ!!」


 叫ぶ白竜。


「ちくしょう!やるしかない!うぉおおお!」


 とにかく俺に今できることは突撃だ!俺にはこれしかない!俺は白竜に向かってタックルをしようとした。


 ブワッブワッブワッ!とその時白竜は空に飛んでいた。


「おい、逃げるんじゃねーぞ!」


 空中に行かれるとこっちは何もできない。


「コォオオ」


 白竜が何か口に溜めている。くるか竜のブレスが!


「カァアアア!」


 白竜のブレスは白く大きく丸い物になりそれを会場の真ん中にぶつけた。


「なんだ、俺にぶつけてくるんじゃないのか?」


 カチカチカチ


「なんだ!?」

「ここからは我が竜の一族の白竜の領域(りょういき)だ!」


 会場を見てみると当たりが一瞬で雪になっており空気も真っ白なっていた。この白竜は氷系の竜なのか!


「寒いだけでは負けないぞ!」

「クォオオオオオ!」


 白竜はいつのもまにか地上に居た。


「そこかぁああ!」


 ドソドソっと足場が雪場になり上手く歩けない。


「こうなりゃジャンプして行くしかない!」


 そんなことを考えていたら。バサバサっと白竜の翼の音が聞こえてきた・・・違うこっちに向かって風を起こしている!凄い勢いだ!


「くっそ」


 雪が入り交じった風が俺に向かって飛んでくる、寒いし強風で動けない。どうすればいいんだ!


「ハハハハ、人間よ!このままでは死ぬぞ?」


 ラドが笑っている、ちっ呼吸がかなり苦しくなってきた。自分の体温が一気に下がってるのがわかる。


「・・・ん?」


 あれ風が止まった?風が止まっている!?今がチャンス!だが


 俺が白竜の方を向いたら白竜が口を開けて俺の目の前にいた!!


「やべっ!」


 俺はとっさに両手で白竜の口を塞ぎように止めた。白竜の口のギザギザの牙が俺の手に食い込んでくる。


「くっそなんて口の威力だ」


 こいつ俺が体力を消耗するのを待っていたのか!?黒竜と同じで頭の賢い竜のなのか!なんだよ!こんなに巨大で強いくせに頭も良いとかチートじゃないか!


「やばい、このままじゃ喰われる」


 相手のかみつく力がドンドン増していく。牙もドンドン手に食い込んでくる、だが痛いとかそんなことは言ってられない!俺は俺は!


「コノ・・・世界の・・・主人公なんだよぉおおおおおお!」


 腕に力を入れようしたが全然入らない。そしてそのとき俺の目の前は白い光があった。これは・・・そうか白竜の竜の息・・・冷たい息・・・


「コォオオオオオオオオオオ!」

「兄貴ぃいいいいい!」


 カチカチ!



 タケローは白竜の氷の息を食らい凍り着いた。


「タケローの兄貴が凍っちまったっすよ!ラバル隊長!兄貴は無事なんすか!?」


 観客席で焦るショウが隣にいるラバルに聞いた。


「・・・無事だと思うが、長くは持たないだろう。」


 観客がざわつく・・・


「見たか!人間達よ!これが我々の力だ!竜の一族の力を思い知ったか!」


 ラドが叫ぶように言う。


「白竜、よくやってくれた・・・ さぁ!人間よ次が最終決戦だ!」


 タケローが白竜に凍ってしまったの見て全員が動かなくなっていた。だが一人だけ動いた。


「えーっととりあえず次、勝てばいいんでしょ?めんどくさいけど僕が行くよ」


 観客席からそう言ったのはあのダークホースのカガミだった。


「貴様の様な子供が相手とは竜の一族も舐められた者だな」


「フッ」と笑いながらカガミを見る、ラド。


「えーっと誰が相手なのかな?もしかして、リーダーさんが相手?」


 そう言いながら、観客席からフワッとゆっくり会場に降りてくるカガミ。


「当然だ。我は命に代えても黒竜の無念は晴らせて貰う!」

「へー、可愛い顔して熱い心だねー。関心関心」


 笑顔でラドに拍手を送るカガミ。


「黙れ、人間よ!弱いくせにこの強く気高い竜の誇りを馬鹿にするのか?」


 ギロっとカガミの方を見るラド。


「おー怖い怖い、とにかくさっさと始めようよ。リーダーさん」

「あぁ・・・では始めるぞ!」


 二人の戦いが始まった。


「てか、この地面が雪がまだ積もっててやりにくいな。よいしょっと!」


 カガミがそういうとなにやら魔法を唱え始め会場にある雪が溶け始めた。



「これで少しは動きやすくなったかな-」

「・・・ぶっ殺す!」


 ラドは大きい大剣を持ち、翼の早さですでにカガミの前にいた。その時バチバチとカガミは手には雷を溜めていた。


「とりあえず雷でも食らっていなよ!サンダーブラスト!」


 手から放出する雷をラドに向けて放つカガミだが。


 ザッと一瞬でカガミとの距離を取って避けるラド。


「少しはやるようだな。」

「少しだと?それって僕のことを言ってるの?」

「貴様以外誰がいる」


「はー」っとため息するとカガミ。


「リーダーさん。さっさと本気モードで来た方がいいよ?まだ僕は10%も力を発揮してないから」


 ラドを挑発するカガミ。


「人間め!竜の一族の力を思い知れ!」


 そういうとラドの剣が燃えだした!


「おっそれが本気かな?」


 とカガミが嬉しそうに言う。

長めの文にすると、話しが早く進んで良い感じかもしれないですね!これからはなるべくこれくらいの文で書いていきたいと思います。

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