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岩竜

走り書きで誤字脱字が多いかも知れません!

 俺は、ボルクさんの試合を見ながら自分の傷を治すことに集中した。あのボルクさんだ!きっと大丈夫だ。


「殺しても良いのかい竜の嬢ちゃん?」

無論(むろん)だ、こちらも殺す気でいるからな」


 始まる・・・命がかかった戦いが


「はじめぇえ!」


 とラドが大声で叫んだ。これが始まりの声だ。


「さて、どんなもんかかかってきな?デカブツ」

「グォオオオオオオオオオオ!!」


 ボルクが挑発すると岩竜は勢いよくボルクに向かって口を広げて襲いかかってきた。


 ガンッ!っとボルクが斧で受け止めていた。


「結構やるじゃねぇか、だがなぁあ!」


 ブゥウン!!とボルクは岩竜を投げ飛ばした。それを見たラドが「なんだと・・・」と驚いてた。


「おいおい、俺様がタダの人間だと思ってたのか?俺は最強だぞ?」


 ボルクは笑っている。


「ゴォオオオオオオオオオオオオオオ!」


 投げ飛ばされた、岩竜が咆哮(ほうこう)して起き上がった。そして口の中に力を溜め岩が混じったブレスをはき出した。


 ズォオオオオオオオオ!!


「くっ」


 ボルクがその岩竜の息で飛ばされた。「グォオオオ」岩竜の声が鳴り響く。


「今のがデガブツ?お前の本気なのか?」


 少し傷が入っているが立っていたボルク。


「って人間の言葉はわかんねぇか・・・おい、嬢ちゃん?本当に殺してもいいのか?」


 とボルクはラドの方を見ていう。


「フン、そんなよそ見をしてていいのか?人間?」


 岩竜が勢いよくボルクの方に向かって突進をしていた。


「ボルクさぁあああん!!」


 タケローは思わず叫んだ。


 ドォォオオオン!!と会場中に鳴り響く音。


「俺の親父は強い」

「え?」


 タケローの横にはいつまにかラバルが座っていた。そしてよくボルクの方を見ていると・・・片手で、岩竜の突進を耐えていた。『装雷(ソウライ)』を(まと)いながら。


「デカブツ、お前の戦い方は嫌いじゃないぜ・・・装雷・・・五段階!」


 そう言うとボルクの装雷はドンドンパワーを増していき。


 バチバチバチバチ!!


 その音はドンドン大きくなっていく、それを見た岩竜はブゥンと空を飛び出した!上空から突撃するつもりだ!


「へっ言葉はわかんねぇけど、岩竜!お前は中々男らしい奴なんだな!だったらちゃんと答えてやるぜ!」


 ボルクが斧を持ち空中から突撃してくる岩竜に向かっていった。


 ドォオオオオオオオオオン


 大きい音が鳴り響いた。そして会場には小さい岩が散りばめていた。勝ったのはボルクだ。


「あの岩竜がやられただと?貴様!本当に人間なのか?」


 驚きを隠せないラド。


「だから言ったろ?俺は最強だぞって?」


 ボルクは斧を肩にかけてそう言った。


 第一試合は人間側の勝利となった。


「やべぇなボルクさん、かっけぇな」

「フン、相変わらず荒々しい親父だ」


 俺はボルクさんの戦いに惚れ惚れしていた。ラバルもこんなことを言っているがどこか嬉しいそうにも、俺には聞こえた。


「次を勝てば我が竜の一族は負けを認める!さぁ次の人間は誰だ!」


 俺はなにやってるんだ?傷は少し残っているがこんなピンチなときこそ!


「俺、コノ世界の主人公タケローが相手だ」

「兄貴いつの間に!まだ完全に治ってないのに!」



 ショウは俺が会場に居たことに驚いてた。俺は気づいたら、会場に立っていた。


「おい貴様、傷だらけで我々竜の一族に勝てるとでも?」

「・・・わからねぇけど、ここで黙って見てる訳に行かなくなった。」

「意味のわからない奴だ・・・命がかかってるんだぞ?」


 俺はこの『命』という言葉に弱い・・・だが、俺は出ることに決めたんだ!


「いいから、早く戦おうぜ」


 俺は声を震えながら言った。


「そんなに、死にたいのか・・・いいだろう・・・こい!白竜(ハクリュウ)


 上空から真っ白いドラゴンが降りてきた。そのドラゴンの見た目はあの黒竜を白くした姿によく似ていた。

ありがとうございます!投稿ペースを遅れないように頑張りたいと思っております!

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