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親対子

ペースを速めて書いてます!最近読んでくれてる人が居て凄く嬉しいです。

 まさか、こんなにも早く俺のクソ親父と当たるとはな・・・


「なんということだ。私のところの隊長の二人が試合するとは雇主は私だと言うのに・・・」


 王様が、驚いていたが俺も正直ビックリだまさかこのクソ親父が初戦で当たる事に


「よぅ、いきなりパパが相手でびびってんのか?」

「ふざけるな!」


 しまった!つい親父の挑発に乗ってしまった。


「・・・コホン!試合は試合だ。試合のコングを鳴らす!」


 コンッッ!


 コングが鳴った。さて俺の親父はどうくる?


「さてと、まずはこんなデカい斧なんか使ったらすぐ勝っちまうからな。」


 ドォォオオオン!


 突き刺した巨大な斧が地面を揺らす。


「なめてるのか・・・?クソ親父?」

「いやいや、これでもハンデが足らないくらいだろ?」


 何を笑ってやがる!


「試合はもう始まってるんだぞ!」


 剣に俺の雷の力を込める!そして巨大化させ!


「ビックサンダーソード!うぉおおおおおおお!」


 一気にせめる!


 ガンッ!!


「おいおい、その程度なのか?」

「な?」


 親父は二本の指で俺のビックサンダーソードを受け止めただと!?


「ただ巨大化した剣なんて見た目だけだ。ふぅん!」


 その二本の指で俺ごと吹き飛ばしてくる親父。くっ、やっぱり想像以上の力だ。


「さてと、そんじゃ次はこっちの番かな?」


 ゆっくり、ノシノシと歩いてくる。


「そらよ!」


 キンッ!


 俺は親父のパンチをとっさに剣でガードする。


「おっ良い反応だな、俺の息子ならこれくらいはしてもらわなくては困る。」

「くっ・・・」


 なんて重いパンチだ、自分の身体中に親父のパンチの重みを感じる。


「だが!横がガラ空きだ!」


 ドオン!


 親父の強い回し蹴りで俺は吹き飛んでいったこんなにも実力差があるとは思ってもなかった。


「おいおい、ただのキックに飛ばされすぎだろ?」


 あれがただのキックだと?全くふざけやがる。だから俺は親父が嫌いなんだ、絶対に追い越せない存在・・・


「もう、終わりなのか?」


 なんて情けないんだ、こんなにも早くにボロボロになるなんてな。勝てないなら、敗北を宣伝した方がマシか?


そんな時だった…


「おい!ラバル!何を諦めようとしてんだ!俺に親父を超えるって言ってただろ!」


 客席から声が聞こえる。あれはタケローか・・・、全く目障りな雑音だ。諦めるだと・・・


「お?まだ立ちあがれるのか?」


 俺はボロボロの身体で立ち上がった。あの目障りな雑音の所為だ。


「・・・アンタは、子供の頃に言ったよな?確実に強くなる方法は、俺を超える事だってな。だから俺は超えてみせる!」


 雷の力を剣に集中させる、鋭く!もっともっと!


「ほほう、考えたな・・・巨大化させるのではなく、雷の力を圧縮(あっしゅく)させたか」


 これが俺の新技。


「サンダーブレード」


 突撃!!


 ズドォオオオオオンン!


「へぇやるじゃねか、少し感動したぜ」


 バチバチ!と親父に周りには雷が流れてた。これは親父の技。


「この俺様が『装雷(ソウライ)』を使うことになるとはな」


 親父は雷を身に(まと)うことによって自分の力を増幅させる。


「やっと本気になったか・・・クソ親父」

「ま。そんなに本気で来て欲しいなら、覚悟しろよ?」


 その言葉を言った瞬間。


 ズガガガガガガガアア


 会場に巨大な稲光の様な音が鳴り響き、俺は負けた。

もっともっとペースを上げて行きたいと思います!ありがとうございます。

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