千紫万紅
東にヨウキ様到着の翌日 朝
空から眺める
「しかし」
俺トウゴウ・ヨ・タテナシ
生体鎧を着けて空から見ている
紫の質実剛健な鎧であり着用者もまたそうであるはずだ・・
「先生」
ランスロット先生に声をかける
先生は着物姿で杖を手に空に自力で浮いている
「敵が」
「まあ見事に」
俺は鎧の力しかも見つけたのは冒険者達
「敵の味方は敵」
「強敵相手に使うべし」
先生は頷き
「ま!相手弱きゃ」
「己で討って手柄にするか」
「操りやすいヤツに与えるか」
「急いで選ばんとな」
先生は見つめて
「きゃつらは捨て置いて」
「食料でも奪うか?」
「相手があほなので」
「帰らせましょう」
「ぎゃははは」
「潰し合った上に」
「ただカエル」
「いや前代未聞レベルのばか」
「敵も味方も」
「未経験者」
「我らは異世界より」
「来たりし先生」
「の教えがありますが」
「無いから無様を」
「なら次は学び」
「そう上手くはいかぬがこの世の常」
「叩かれ落とされ」
「次は与えられず」
「くくくくく」
「ヨウキは善き主と」
「さあ」
「私はいえ俺はカミラ様に従う」
「だけですので」
「はっ良い顔で笑いおって」
「所帯持ちが」
「妻を大切にせんか」
「いやー先生に言われると」
「お主なにか」
西のトウゴウ率いる<千紫万紅>
一兵も失わずまた攻め込ませもさせず
防衛を果たした・・・・
見事に豊穣に千紫万紅ありと世に知らしめる・・・
お読み頂き有難う御座います。




