敵?
迫りくる敵、敵、敵、・・・・・
余り問題にならない理由は・・・・・・
ぶつかり合っているから・・・・・
夜最前線の砦・・・・
隠し部屋で・・・・
黒い端麗な礼装の男
「麗しの君カミラ」
黒と真紅に彩られたドレスの美女
「ヨウキ」
ろうそくに照らされ
その表情は希望に満ちている・・・・
「「素晴らしき日々に」」
グラスをぶつけ澄んだ音を・・・・
注がれている中身を飲み
「しかし君を狙うとは」
「敵ながらねらい目が良いわね」
「全くだ」
食事の音が響き
全身黒ずくめの人形が
喰い終わり空の食器を片付ける最中
二人は微笑み喋り出す
「けど」
「いがみ合って」
「潰し合うなんて」
「カミラ」
「君が素敵すぎるからさ」
「あら嬉しい」
「けど良いの」
「何がだい?」
「王」
「そうだね」
ヨウキはグラスを持ち上げ
「君を底辺が手に入れた」
「どう足掻こうが」
「やっかみがつき纏う」
「まあ人里から離れる選択も」
「あるが」
「俺には此方が似合っている」
カミラもグラスを持ち上げ
「私の為に」
「逆らう悉くを」
「ねじ伏せてくれるのね」
「ああそうだよ」
二人はグラスをぶつけ澄んだ音を再び・・・・
片付けそして次の食事が用意され・・・
二人は食べ始める・・・・・
此の砦には二人だけ・・・・
人形で固めてあるし防衛も完璧
ぶっちゃけお城より安全・・・・・・
ただ国は必要・・・・
今は見極めさせて貰う・・・・
ダメな様なら致し方ない・・・・・
「どうかした」
「なーに」
カミラが頬を膨らませ
「ねえ何で戦闘モード」
「今は無しの時間よ」
「麗しの君カミラ」
俺は慌てて本心を語る
「何?」
カミラは優雅な所作で微笑えんでくれる
「君は美しい」
「そうね」
「だから微笑んでいて欲しい」
「まだ」
「では食後」
「夜空を一緒に」
「ええ」
ヨウキの意を汲み・・・・
動く者
カミラを慕い動く者
己が力を試したいもの
でもヨウキは今日も斜めに・・・・
お読み頂き有難う御座います。




