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プロローグ
この世界には魔法という概念が存在する。魔法を使えるものを『ログソル』と言い、使えぬものを『ソル』と言う。自分がどちらなのかは、各家庭で12歳頃に判断される。ログソルのほとんどは、魔法科高校に入学して、魔法についてを学ぶ。
〜〜〜〜〜〜そんな世界での物語〜〜〜〜〜〜
ある平凡な二人の間に子供が産まれた。産まれた子には、二人からは想像できないほどの魔法の才能の持ち主であった。だが気づかれることなく5年が過ぎたある日、次男か長女が産まれることが分かった。産まれた次男には兄とは違う才能を持っていた。頭脳だ。とにかく頭が良かった。だが、欠点もあった。彼は魔法が使えない。そして、この兄弟、あとあととても仲が悪くなってしまった。それからさらに時がたち兄の才能が花開く時がきた。世界トップクラスの魔法科高校『宝帝魔法科高校』に入学したのだ。その時、弟は自分が負けた様な気がして、決めた。科学を使い、他人を騙し、僕も入学し、卒業してやろう。