表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

白雪姫

作者: しおりーぬ

髪型は変えないわ

両方の耳に あらゆるものが入って来るのよ


羽虫の蠢きとか

星屑の死んだ欠片

小鳥の悲鳴(銃声)


犬の耳で充分

夜色の指で鍵をかけて

もう扉は開けないし

居眠りもしない

階段を踏み外さぬよう

一段一段名前をつけるわ

虹のリボンで目隠しして

びっくりハウスのはじまり


窓の向こうで回り出す景色

育ち落ちる重力の果実

手のひら返すように

私をやり直し…3分!(銃声)


かすれた声が後悔を歌って

あの時の衝撃胸に伝えるけど

鏡に映った私は美しく

遡ることを躊躇もしない

…3分!(銃声)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ