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悪巧みと勘違い

桃太郎は鼠に大好きなももまんを奪われ、それを追いかけて来たのだった。


「鼠ぃぃぃぃぃいいいいっっ!!どこいったぁぁぁあああ!!」


桃太郎は血走った眼で辺りを見回す。

鼠はどこにも見当たらない。周りは海で囲まれている。桃太郎は鼠を追いかけて、いつの間にか海を渡っていた。走って・・・。


ここは鬼が島。


桃太郎はいつの間にか、見事に猫又の策に嵌っていた。


桃太郎はももまんの匂いを辿り、探し続ける。


※※※



ここは猫又の隠れ場所。


ここに鼠たちはももまんを運んできた。


猫は鼠たちからももまんの風呂敷を受け取った。

鼠たちはこの猫又の手下だったのだ。


猫は桃まんを半分ずつに分け、半分に先ほどの薬の解毒薬を、もう半分に面白い仕掛けを施した。


「鼠たちの情報によると、桃太郎も鬼たちも、ももまんが大好きらしいからね。」


そう猫はつぶやき、うっそりと悪巧みをするような顔で笑う。


「反省してもらう為にこれぐらいしても面白そう。」


猫はももまんを入れた袋を肩に抱え、歩き出す。


「鬼たちと桃太郎によるももまん祭り♪」


鼠たちはすでに姿を消した。


「あとは仕上げをごろうじろってね♪」


※※※


一方、物音の原因を探りに来た青鬼と赤鬼はというと、


「お前らかぁぁぁあああああ!!!お前らがボクのももまんをぉぉおおおおお!!!」


「ちょっ!?何の話だよ!?ま、待て待て待て待て!!?」


「はぁ~・・・。お前、独り占めしたのか。この子の桃まんを奪ったのか。俺たちにだまってたべたんだな。酷い奴だ。成敗してくれよう。」


「青鬼!!笑顔でこわいこと言いながら襲いっかてくるんじゃねぇ!!誤解だ!!俺は食ってねぇ!!だから坊主も落ち着けって!!わわっ?!」


殺気立って思考力の低下した桃太郎と鉢合わせした上に、仲間割れをしていた。



そしてそこに、桃まんの風呂敷包みを持ったあの猫がやってきた。


※※※


ここは鬼が島。その浜辺。ここに一人の妖怪が、


「あれ?俺なんでこんなところにいるんだ?まっすぐ家を目指したのにな~。」


迷っていた。



続く。


役者が揃った。


さぁ、祭りの始まり始まり~ってね♪By.猫又(猫)


(ここでいったん打ち止めです。続きが……纏りませんので。纏った文章に出来ていないので。……書かなきゃ。乱戦って難しいんですよね~…。予定では、あと三話くらいで仕舞いなんですけど、次が一番大変、ですかね。山場です。)

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