表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

第0夢 A Farst Encounter

夢。


夢とはなんだろうか。

一般にはレム睡眠時に脳が記憶をもとに見せる幻覚と言われている。

が。それはあくまで科学が導き出した「夢の解釈」の一つだ。


昨日、俺は課題のレポートで睡眠についてまとめようと思い、ネットで夢などについて調べていた。

夢についてのページをリンクでネットサーフィンをしていると、いきなり雰囲気の違うサイトに飛んだ。

どうやら別のリンクを開いてしまったようだった。


そのページには明晰夢についてとそれを見る方法について書いてあった。

中二病で好奇心旺盛な高校生の俺は明晰夢=好きな夢を見られるというイメージがあり、

「どうせ見るんだったら面白い夢がみたい!」という軽いノリでそれを実践してしまった。


やり方はある音楽を聴きながら寝るということだった。

幸いなことに俺は普段から音楽を聴きながら寝るという習慣があったため、聞く音楽をそれに変えるだけだった。

いつもの通りiPodに音楽をダウンロードする。


だが、その音楽のダウンロードが一向に始まらない。

いや、始まってはいるが、時間がかかりすぎている。


・・・・もう一時間。一時間かかって進行度が0%ってどういうことだよ。

壊れてるのか?


・・・・二時間経過。まだ0%。もうすでに深夜の1時を回った。


もういいや。ダウンロードせずにPCから直接聞こう。

そう思い音源ファイルを開いた。

音はわずかで耳を澄ますと讃美歌のような声が聞こえた。

その瞬間、何か爆音が聞こえ、ものすごい量の情報が頭の中に流れ込んできた。いや、違う。

ものすごい情報量の記憶がフラッシュバックした。そしてぷつんと糸が切れたように気を失った。

最後に見た記憶は・・・そう、この音を聞く際の注意の欄だった。


※注意

この音源はPCでのみ視聴可能です。

※警告

必ず寝ながら聞いてください。完全に脳が起きている状態で聞くと不具合が発生する場合があります。

この音楽を聴いて精神崩壊等を起こしても当サイトは一切の責任を負いません。

また、この音楽を聴くことによって捻じ曲げられる運命は修正できます。

頑張って直してください。


俺はめんどくさいからと飛ばして読んでいたが、めちゃくちゃ重要なことが書いてあった。ヤバイ。この警告を守らなかったからか。このまま精神崩壊して死んじまうのかな・・・・

とか考えて意識が遠のいて行った。



翌朝。無事に起きることができた。

よかった。どうやら精神崩壊はしてない。

ただ、気が付いたとき、起きたのはベッドの上だった。

PCの前でぶっ倒れたはずなのになぜ?

まあ、そんな感じの疑問はいくつかあったが、あまり気にならなかったのでそのまま学校へ行った。

その日は特に大きなイベントはなく、すぐに家に帰ってきた。


・・・・・家の様子が変だ。静まり返っている。人の気配がない。

まさかこのタイミングで精神崩壊か。やめてくれ。

そうねがいつつとりあえず自分の部屋に行く。

そーーっとドアを開ける。何か人影が見える。こわい。

マジでやめてくれ。やめてくれ。

もう一度確認する。やっぱりいる。

思い切ってドアを開けてみた。すると女の子が長槍に乗って浮いていた。その女の子はオレンジ色の長髪で水色の見たことのない形の帽子をかぶっていて服はシスター服とドレスの間のような真っ白い服を着ている。多分アジア系で俺と同じくらいの年齢。超絶美女だ。

確定。精神崩壊というか、厨二病。それに精神疾患が加わった。

とりあえずものすごくショックな状況だったのでその場に倒れた。


何時間過ぎただろうか。あたりはもうすでに暗い。とりあえず状況を整理しよう。

俺が家から帰ってきたら様子が変で、ここへきたら超絶美女がいて―――って!!あいつどこ行った!?

部屋の中を見回してみたが、その痕跡すら見つからない。


そうか。

やっぱり昨日の音楽のせいでちょっと精神がおかしくなってるんだな。さっきみた美女は幻覚だな。

と。納得した時。


「・・・・くっ・・・ぷ!(笑)

 今、私のこと探したよね!?」

と女の子の声が聞こえた。ヤバイ。幻聴まで聞こえてきやがった。


「ん!!幻聴じゃないし!」

・・・・ん?今しゃべってねえのに幻聴が返事しやがった。

ふざけやがって。


「だから幻聴じゃないっつーの!!もういい!そっちいくわ!」

瞬間、どさっ とさっきの少女が現れた。

さすがに信じられない。

「・・・大丈夫?君誰?」

思わず声をかけてしまった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ