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電話帳000番

書きたくなって書いた文章です。文章がめちゃくちゃでどうしようもないですので覚悟してください(笑)

おれのアドレス、つまり携帯の電話帳の登録件数は現在67件。

そのうち、メルマガと呼ばれる情報通知関係のアドレスが8件あるので、友人・知人の登録件数は差し引いて59件ということになる。

たぶん、あくまでたぶんだが、同年代である高校生の中では少ない方だと思う。あくまでたぶんなんだが。

そんな数少ないメモリーの中にひとつだけ絶対に消せないものがある。消せないというか消さない。絶対に。

件名は"大切な人"。

読み方タイセツナヒト。

着信音Mr.Children/君が好き。

誕生日11月12日。

星座さそり座。

血液型A型。携帯のディスプレイにはそう表示されている。それを見るのがおれの日課であり、戒めである。


2年間付き合っていた彼女と別れたのは、大体5ヶ月前だ。

フラれた。

予想はしていたし…納得もしている。他の女性と付き合うこと2回。しかもその1人目は彼女の友達だ。他の女性を4人抱いた。しかも彼女の友達の腹に赤ちゃんを作ってしまった。

何度もばれたし何度も別れそうになったが、最終的には許してもらって仲直りして…を繰り返していた。だが、そんなやつの所にいつまでもいるはずはない。

「やっくんのこと好きかわからない」

そう言われた。


カッコ悪いことに、おれはしつこく彼女と復縁しようとして断られ、メールアドレスを変えられ、あげくには着信拒否された。

ほんとカッコ悪い。

ほんと。

いなくなって彼女の大事さに気付くなんて…ほんとに。

どうすればいいんだろう。生きていく自信すらなかった。

リスカしてた彼女を真似してリスカしようと思ったりもしたが、怖くなってできなかった。

彼女の感じていた不安や痛みを、おれは初めて知ってどうしようもなくなった。



浮気した女性のお腹の中に子どもができたことがわかった。2回目だ。

1回目は電話帳の000番の友達だが、その時は親にばれなかったし、子どもはその彼女がおろしたため、言い方は悪いがなんとかなった。そのおろした子どもの名前は章兎(あやと)

おろした彼女がつけてくれた。

2回目は両方の両親に話した。自分の親に話すとき…正直やるせなかった。惨めだった。だけど…言うしかない。

それが子どものためだと思ったから。自分の子どもを殺すのは2回目だったが、産んでどうしようもなくなるよりも天国で自分のお母さんたちを待っていてもらいたかった。おれはもちろん地獄だろう。

まぁ、天国と地獄が存在すればの話だが。

彼女の家に謝りに行った帰り道。親は先に帰ってもらって、おれは近くの公園でブランコをこいだ。哀愁漂ってるかな?なんてタワイモナイコトヲカンガエタ。



ワールドカップなんてのがきやがったために、おれは友達と飲んでサッカー見て騒いだ。案の定うちの親が、部屋に入りこんで来て怒鳴った。

「うるさい!!今何時だと思ってるんだ。酒飲んでなにしてんだ、煙草も吸ってるのか?早く帰ってもらえ。」何度も言われている台詞を流して聞いているおれ。

場の雰囲気は最悪。騒いで盛り上がっていた声が今はひとつも見当たらない。少し寄り道をするが、おれは優柔不断だ。

いつも、喧嘩したり言い争ったりするのが面倒だなんて思っている。

だからそのためには友達との付き合いも人の顔色を見て判断するし、意見もしばしば曲げることもある。

それがおれなりの平和だ。そんなだからおれは、人に本音を愚痴ったり言ったりなんて滅多にない。今更変わろうなんて思ってない。おれはこれからもそれでいいと思っている。


部屋に突然親が入り込んできて、場をへこませて作ったこの嫌な雰囲気…

おれが、この時間が過ぎてしまうのを待とうと決め込んだ時だった。ふと机に置きっぱなしにしてあったハサミが目に入った。

昨日の夜に自分の手首を切ろうとしたハサミだった。

急にいらいらしていた自分の心が抑えられなくなって言っていた。

「早く出てけよ。」

部屋から出ようとしていた親が立ち止まって振り向いた。そこからはどうしようもなかった。口論になったあげく、おれは外に追い出され金属バットで車を殴り、地面を殴り、親に引き込まれた。


外で避難していた友達が謝りに来てくれなかったら、どうなっていただろう。彼らは酒がもったいないから取りに来ただけだなんて言っていたが、心ん中でどう思っていたかなんて知らない。

現実的に、おれの損得で言うなら得をした。

それだけだった。

おれは人の心を疑いながら生きてはいるが、ずっとではない。

なのに、おれはいつからこんな冷たくなったんだろう。

そう思うと涙がでてきた。彼女と別れた時も流さなかったのに…久しぶりだった。


友達を送ってくると言って、友達と夜の公園に向かった。

もちろん飲み直すためだが、あの時は盛り上がった。

ずいぶん一気飲みもした。

話もした。


Aは忘れられない元カノに電話をしに、遠くのベンチに行った。けっこう長く話しているので、なんとなく横槍を入れてやろうと向かった。なぜか元カノさんは、おれと話したくなったらしく少し話した。正直Aは嫌そうだったし、おれも気まずかった。

話の内容はたわいないことだったが、最近女性と話していなかったおれは楽しかった。その会話を終わらせたあと、おれはそそくさと他のやつの所へ逃げた。


Mは言った。彼女とやってけるか心配だ、と。

その時なぜか、電話帳に入っている000番の彼女と付き合っているときに最後に浮気したTを思い出した。

Tとは楽しかった。小学校の時から知ってたし、2こ下だったから緊張もしなかったし。

一緒にいて楽だった。

Tとは、別れてからも友達だった。000番の彼女のことは隠して付き合っていたから別れてもそんなにぎざぎざした関係にならなかったんだろうと思う。でも隠したくなくった。

なぜか急に隠したくなくなった。

傷つけるのを知ってて、おれの友達に000番の彼女についての話をしてもらった。

それからだったかは覚えてないが、Tとは話さなくなった。

今では携帯の番号もアドレスも知らない。

おれの友達として、いてはいけない人なんだと…おれは言い聞かせながら、忘れようとしている。



1枚の紙がマンションの屋上でなびいている。

一箇所をテープで、てすりの部分に貼られている。後は近くに靴が並んで置いてある。

今日は風がいつもより吹いている。今は真夏だというのに寒いくらいだ。

その風に吹かれて紙は、てすりから離れて飛ばされた。

彼の生きた証はそのまま漆黒の夜に消えていった。

ぐちゃぐちゃな文ですいません(苦笑)

限りなくノンフィクションに近いフィクションです。こんな人も世の中にはいるんです(笑)かなり私的ですいません。

気持ちはなかなか死なないものですよ。

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