叫ぶ世界
詩です
白い大地の上で
黒い海の中で
灰色の空の下で
私は叫んだ
それは喜怒哀楽といった感情によるものでもなく
自分にすら理解できない魂の訴え
全てがあるはずなのに
全てが虚ろで
感じるものは
生きたいでも
死にたいでもない
心の渇きだった
そして
長い月日が経ち理解した
「愛」
他人から愛されることではなく
他人を愛する
自分を愛する
今を愛して
世界をも愛する心
自分がそれを求めていたことを
心の渇きはなくなり
最後の世界は
色鮮やかに輝いて見えた
「愛」って言葉を使いましたが、私には愛が理解できない・・・多分