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第三話初めての戦い

〜あらすじ〜


とうとう始まってしまった決戦、魔王ケントとギンパーティ…一体どちらが勝つのか


ダリウス「フッ!」


1番早く動いたのは弓兵、速攻で一発を足に撃ち込むと、更に3本の矢を取り出すと眉間、喉、心臓の3箇所に撃ち込んでくる、しかし


ケント「乱脚!!」


それを見て即座に撃ち抜かれそうになった右足を思いっきり蹴り上げると斬撃波が矢を切り裂いて、そのまま三本の矢すらも吹き飛ばし、4人に迫るが結界に弾き飛ばされる


サラ「なんて威力なの…こんなの何発も受けられないわよ…!」


と険しい顔をしながらそう言う


マニラ「なら私も」


サラ「馬鹿言ってんじゃないわよ!!あんたはギンを守り抜くのが役目でしょうが!!」


と叱責すると更にバフをダリウスとギンに施す


ギン「まかせろ!!」


それを感じ一気に駆け出そうとした時、ダリウスはケントが口を開けているのに気づいた、何故だ?…嫌な予感がするとほぼ数秒で思考すると


ダリウス「全員伏せろぉ!!」


そう叫ぶとサラとマニラは即座に伏せて、ギンもその叫びを聞いて即座に伏せる、すると一行の後ろにあった扉が大きな音を立てて倒れる


サラ「…は?」


それを聞いてサラとマニラは後ろを見た、そこには…横に真っ二つにされた大きな扉が倒れていたのだ


ギン「…やべえな…」


ダリウス「…あんな初見殺しを連発されたら全滅するぞ」


と険しい顔をしながら剣を構え、ダリウスも弓を構える


ギン「……おい!魔王!!」


ケント「なんだ?」


ダリウス「…ギン?」


暫く思考したギンは突然叫び、ダリウスは隣のギンを見る、それに釣られてサラとマニラもギンを見る


ギン「俺が1人残るから他の三人を見逃しちゃくれねえか」


とケントの目を見ながらそう懇願する、守るための覚悟を決めながら


ダリウス「……ギン!」


サラ「ダメ…ダメよ!!何言ってんのよ!!あんたを残して逃げろっての!?」


マニラ「そうですよ!!全員一緒じゃなきゃ嫌です!!」


ギンの仲間達はそれを聞いてダリウス以外は嫌だと叫び、ダリウスはこうなったらテコでも動かない事を知っている…その為に苦虫を噛み潰したような顔をしつつ一言、名を呼んだ


ケント「ちと黙れ」


とそう一言告げるとギン以外に強烈な重力波がかかり、その場に倒れ伏させる


ギン「!?」


それを見て剣を構え直す


ケント「…一度だけ聞き直す、良いのだな?」


と真顔で問いかけるケントを見てギンは


ギン「…あんた、やっぱ魔王じゃなけりゃ仲良くなれたのにな……男に二言はねえよ」


と笑みを浮かべながらそう言うとギンを除く三人は街へ強制テレポートさせられた


ケント「来い、お前の全てを私に示せ、ギン!!」


ギン「泣きべそかくんじゃねえぞ!!ケントォ!!」


そう叫ぶとギンのたった1人の決戦が始まった




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