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序説

古来よりTSと妖怪は関わりの深いものである。



例えば、『否哉(いやや)』あるいは『いやみ』という妖怪がいる。


昔、とある男が歩いていると、前方に着物姿の女性を見つけた。

そのたおやかな後姿、実に美しく、是非ともお近づきになりたいと、男は彼女に声をかけた。

そして、振り向いた女の顔は、なんとも醜きおやじ顔。

男は驚き、腰を抜かしてしまったという。



例えば、『鬼の手』という話がある。


時は平安、かの源頼光四天王の筆頭、渡辺綱が茨城童子なる鬼と戦ったという。

綱はかの鬼を倒した戦利品として、戦いのさなか斬って捨てた鬼の腕を持ち帰った。


その夜のこと、綱の母親が彼の元を訪ねてきた。

綱が母に自身の鬼退治のことを聞かせると、母はその鬼の腕を見たいと言う。

母の頼みとあらばと、綱が鬼の腕を箱を取り出した瞬間、母の姿は鬼へと変じ、


「腕は返してもらったぞ!」と鬼の腕を持ち去っていったという。



では何ゆえ、TSと妖怪の縁が深いか。

其れは、女の持つ気質によるものである。


古来より、女というものは陰陽の陰気を司っている。

妖怪もまた陰気を持つものである。


であれば、陰気を持つ妖怪によりてTSするのは自明の理といえるのではないか。



などとまあ、それっぽい御託を並べてみたが、

とどのつまりは、妖怪とTSを絡めて書きたいだけの馬鹿の妄言である。


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