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転生したらRPGにすら出てこないグロ生物に生まれちゃった子のお話  作者: 倉石 雨


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64.屋敷にて

場所:レア邸(レア視点)

   首都のヘマ邸(ヘマ視点)

ある日()は、神から天啓を受けた。

神々しい教会らしき場所。

目の前にいるのは碧菜にとても似た存在。

似ていると言っても一瞬で碧菜ではないとわかる。

雰囲気が確実に違うし、何も身に纏っていない状態を恥とも思っていないようだったからだ。

「汝の最愛の妹は、蜂起の先に生まれる。すべからくあなたの胸のもとで」

碧菜の声でその存在はそう言う。

「碧菜は…あの世界では死んでしまったのですか」

ついそう聞いてしまう。

「然り、血の繋がった親しき者らに捨てられ、苦しみ抜き、果てている。あまりに長く漂うと、欠如し、摩耗し、3つ以上と混ざり果てた新たな形でしか生まれることができなくなる」

この世界に生まれてから初めて目標ができた瞬間だった。

「蜂起を…起こせば良いんですね?」

「然り。決戦はネクタシウスにて。神として天啓と共に少しばかりの魔力を授ける。武運を祈る」

そう聞いて初めて自分の目の前にいる存在が神であると気づいた。


天啓を受けた日からどれほど経つだろうか…ついに僕はネクタシウスにて決戦を行える。

神の言葉からして、決戦が終わればきっと碧菜はこの世界に転生してこれる。

時間はまだ余裕があるはずだ。


「ただいま」

日が暮れかけたくらいの頃、屋敷の扉を開けそう言う。

「あら、おかえりなさい」

エジェルさんがそう返してきた。

リビングに行くと普段とは違う服のエジェルさんがいた。

全体的にトープ色を基調としているルーズフィットなボザムシャツとダークブラウンのデザートパンツに腰巻きのハーフスカート、黒いチョーカー。

エジェルさんにとても似合っていて、全体的に格好良い。

「貴女達も新しい服を買ったのね…まぁ似合ってるわ」

エジェルさんがそう褒めてくれる。

いや、半分くらい皮肉なのかもしれないけれど。


リビングにお土産として買った絵を飾った後、リビングでカナと団欒していたらアマネ達が帰ってきた。

「帰りました〜」

「ただいま〜」

アマネもスミレも上機嫌そう。

「おかえり」

リビングからひょっこり顔を出して私はそう言う。

視界に映る2人は前世で言うところのペアルックをしていた。

次回、夕食には人肉を

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