表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したらRPGにすら出てこないグロ生物に生まれちゃった子のお話  作者: 倉石 雨


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/47

6.転生後初のコーデを決める(なお服は全て死体から剥ぎ取ったもの)その1

場所:ユーラブルク西部、ネクタシウス会戦跡地近隣、ノトシス川

守護天使さんの案内の下、私は近くの川に向かって歩いていた。その間、守護天使さんは色んなことを教えてくれた。


例えば、この世界についてだとか、魔法についてだとか、あと私の特異性だとか

「貴女の同族、紅血蛾はもっと人間っぽく無いのよね。蛾っぽいというかなんというか」

私の魂に引っ張られてる側面もあるのかな

「多分ね。あ、もうそろそろ着くわね」

緩やかな流れのそこそこ大きな川が見えてきた。


運んでいた服や武器を置いて、とりあえずまずは身体を洗うことにした。

なぜなら、この姿で捕食はまだしていないので返り血はあまり無いものの、進化の際の繭に血がたっぷり含まれていたせいで結構血で汚れていたから。

洗っている途中、水に反射して自分の顔が見えた。

前世の私に似ているものの、まつ毛や眉毛が銀色で、目は赤く、青白い肌も相まって人形っぽい印象がある


「より一層人間っぽくなったわね」

全身を洗って水を浴び終えた後、守護天使さんにそんな風に言われた。

次は服を洗おう。


1着1着を丁寧に洗う。と言っても道具も何も無いからただの水洗いだけれど。

とにかく、時間をかけたことで、着れるくらいには綺麗になった。

後は乾かせば着れるかな。

良い感じの岩場に置いて、乾くまで待つことにした。


「匂い大丈夫?」

よくわからない。人間と似た匂いにできる方法とかあるの?

「ここは練習も兼ねて魔法を使ってみる?」

んーそれで良くなるのなら、もちろん。どうやれば良いの?呪文とかいる?

「貴女の場合は魔法生物扱いだから、人間と違って無詠唱でいけるはず。適当に"薄い苺の香りになれ"とでも念じて、体内の魔力を押し出してみて」

えーっと"薄い苺の香りになれ"


服に手を翳して唱えてみると、本当に薄い苺の香りになった。魔法ってすごく便利

「上手くいったわね。貴女の香りも変えてみたら?」

私の身体にもかけてみた。さっきの匂いが私からして、少し心地よい気分になった。


日がもうそろそろ暮れそうだから、焚き火をすることにした。

枝を運んで来て、纏めて魔法で火を付ける。

すっかり魔法を使いこなせるようになってしまった。

もっと練習とか必要なものじゃないの?

「人間や血蛆ならもっと練習がいるだろうけれど、貴女は今"高位種"なのだから、できて当然なの」

そうなんだ。うーん…いつの間にか結構強くなってたのね。


次の日、乾いた服を選んで着てみることにした。

そのままだと死体から剥ぎとったってバレバレだから改造してみよう。

とりあえず使えそうなのリストはこんな感じかな

1.黒いシスター服とストッキング(聖女のもの)(上は白い部分が血を吸ってて使えない)

2.薄い茶色のリネンシャツ(レアさんのもの)(血を吸ってる)

3.戦列歩兵の黒いジャケットと白い下着、そして白いズボン、革靴(ズボンは下に行くにつれ血が付いてる)

4.騎士の革ベルトと白いショース(なんとなく見つけて持ってきただけ)


うーん、別にコーデ得意とかそういうわけじゃないから中々どうすれば良いのか分からないし、難しい。

まぁ、やるだけやってみよ。

次回、主人公の衣装決定

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ