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転生したらRPGにすら出てこないグロ生物に生まれちゃった子のお話  作者: 倉石 雨


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41.ルーサル競技戦争・上

もうすぐ大晦日なのに私は相変わらず独りです

今日もアツアツなカップルと賑やかなファミリーに囲まれながらレストランで1人食事してましたよ。

まぁ私は私なので別に1人で良いですけれど

店員さんの優しい目が少し辛かったです。


ヘマ視点

場所:エストブルク

車両事故。

私の母親が死んだらしい

父親にそう告げられた。

現実感がない

いっそ夢だったら良いのに


おはよう私

朝から相変わらずアマネがドタバタとしている

「今日は何?」

「戦争はもう実質終わりみたいな感じらしくて…情報収集しようと支度を」

「そうなんだ」

リビングで外を眺める。

この間見た貴族の列がまた見えた。今度は逆方向に動いているわけだけれど。

玄関扉が開く。

そこにはエヴェリンがいた。

「どうしたの?」

そう聞いてみた。

「休暇を出されました」

なるほど。

「今どんな情勢なの?」

「お話しましょうか」


現在東部戦線は5カ国軍の各主力が結集し、攻勢を行っているらしく、統一王国第6軍は第1軍及び第2軍と交代したらしい。

「すっかり"競走"のようになっています」

各国軍が競って前進しているらしい。

略奪で兵站を確保しながら


探索者の本格招集すらされることなく私たちの戦争は終わるらしい。

平和なのは良い事だと思う。


私はアマネとエジェルさんとアリアとエヴェリンを連れて商店街に行くことにした。

「春までにきっと彼は帰ってきてくれるわ」

「ルーサル連邦、早く降伏すれば良いのに」

「統一王国万歳!5カ国軍万歳!」

商店街の人間達が口々にそう言う。

「よく一人で頑張りましたね〜今日は好きな物買って良いですからね〜」

手を繋いでいるアリアに微笑みながらアマネがそう言った。

「ヘマさんヘマさん…この服似合いますか?」

元気そうなエヴェリンがそう言う。

綺麗な白いワンピース

「似合ってるよ」

私は微笑みそう返した。


別にこの国に思い入れとか無いから戦勝とかどうでも良いけれど、せっかくなので夕食にとびきりのご馳走を作ることになった。

私も自分なりに料理を手伝った。

肉料理をメインに豪華なサラダ、パン、ジュースといった感じでとても良い感じに作れた。

アリアとエヴェリンを招いての夕食。

人外組と人間組は食事内容を分けることになった。

みんなで喋りながらの食事。

一人の時の食事よりもなんだか幸せに感じた。

「ご馳走様でした」

次回、ルーサル競技戦争・下


大晦日、誰か知人でも呼びましょうかね

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