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差により別れ

差別に晒されると辛いだろうな


自分から動かなければ何も起こらない

でも向こうから来られたらどうすればいいんだろう


“それ”を言う前の世界と言ったあとの世界は違う

そう滅多に殴られたりはしないけれど

でも突然見ず知らずの人間に殴られる怖れのある世界

“それ”を言うことでそれ以後の世界を生きることになる


どこにいても、独りでいても

晒される恐怖に脅えている


昨日までは殺人の可能性に脅えていた

今日からは殺人の危険性に脅えている

君はいつまでも俺の友達だろうか

明日からは他人以下になるかもしれない


“差別”と“差別的”であるということと


醜いもの劣ったもの他と異なるもの

健全な社会に相応しくないと排除される

排除に該当する者はそれを隠す

そして生じる“わからないものは怖い”


そこにある小さな偏見を

放っておいたら大きな差別に変化して

そしたらもうどうにもできないほど悪意が膨れ上がって

そして日常生活で牙を剥く


お前が悪い、お前が悪い、

殺されてしまうのはお前が悪い、と、

殺人が正当化される


いつかどこかで誰かに晒されるかもしれない

そしてそのとき全てが終わるかもしれない

それが、怖い

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