表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

蒼い眼の死神

作者:Arcadia_Ego_
少女は通販で買ったマニフレックスのマットレスに足を投げ出し、届いたばかりの最新型スマートフォンに搭載されている簡易AI「エゴ」に話しかけていた。
終始無感動、少女の名前は三笠暁だ。
それ以外、内にも外にも情報がない。
かつて見知らぬ誰かの情熱を持って創造された秀逸な疑似生命も孫の手以下の道具となりはてもはや何の情緒も喚起することがない。
意味もない、ただそこにあるのは自宅にいながら人並みに経済を回し、不穏な感情の揺らぎに翻弄され、遠くに存在する誰かと生殖に関わることを夢に見るだけの一個の知的動物に過ぎなかった。
もっと悪いことに少女は先ほど挙げた自らの特徴に嫌気が差し、一切を捨ててしまいたいと考えているのだ。
常日頃からこんなことに思いを巡らせているわけではない。
ただなんとなく、その種の情緒に浸りたい気分だったというだけだ。
1
2020/05/15 08:41
2
2020/07/14 17:53
3
2020/09/02 16:54
4
2020/09/11 17:14
5
2020/09/11 17:14
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ