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37:すらダン到着

遅くなり申し訳ありません。

雨が降ると体調が悪くなってしまうもので更新する余裕がありませんでした。


またこれから雨が降ってくるようなので皆さんもお気をつけくださいね。


それと体調面でもまだ完全では無いので導入までとなっているのでかなり短めです。


それとこの小説も初回更新から1年が経過していました。

途中半年ほど書いていなかった事もありましたが今日まで更新出来たのも皆さんのおかげです。

これからもよろしくお願いします!

薙刀もどきを作ってからあっという間に週末になった。


大学の件は少し考える時間が欲しかったので少しの間待ってもらう事にした。


樹はかなり乗り気なので僕も一緒になんだかんだで大学に行くような気もするけどね。


そして今日は初めていくダンジョンへの遠征の日。


朝はかなり早めに起きて現地に9時には着けるような時間に起き、準備をした。


時間はまさかの5時起きだね。


僕らの住んでいる岐阜市から多治見市までは同県内でも割と遠く、電車で行くと1時間以上かかる場所にあるんだ。


最速ルートは岐阜駅から名古屋駅まで行ってそこから多治見の方面へ向かう電車に乗る事、料金には微妙に差が出来るけど結構時間短縮になるので名古屋からの移動ルートにした。


僕の住んでいる場所から岐阜駅まで意外と距離があってバスで30分ほどかかる場所にある。


ただバスにあの薙刀もどきを持っていくのはちょっと気が引けるので行きだけはタクシーで樹と一緒に向かう事にした。


バスと違って2000円ちょっとあれば行けるので金額的には一人500円変わるかどうかといったところ。

メリットとしてはルートを走るバスと違い直接目的地に行ける事だろうか。


最初は現地集合って話だったんだけどぶっちゃけ一緒に行っても変わらないのと、途中で誰かが迷っても面倒なので結果として一緒に行く事になった。


「華奈さん、おはようございます。」


「あ、肇くんに樹くんおはようございます。」


「立花さんおはようございます。」


「とりあえず名古屋まで電車で移動しましょうか。」


「あれ?美濃太田じゃないんですか?」


「あれ?僕が調べた時は名古屋からが最速って見たんですけど・・・」


「時間的にはさほど変わらないですし、値段も少し安くなるので美濃太田から行った方がいいですよ?」


「そうだったんですね、じゃあその行き方で行きましょうか。」

僕の見たサイトが役立たずだったのか分からないけれどちょっと恥ずかしい。

あのサイト二度と使わないからね!!!!


行き方を変える以外特に問題もなく多治見市に到着した。


ここからダンジョンまではなんと市バスが巡回ルートを作ってくれているようでそれに乗るだけでダンジョンへ向かう事が出来るらしい。

乗車賃は100円、安い。


多治見市にあるすらダンは公民館の敷地の中にある。


公民館と公園がセットになったタイプの場所で、ダンジョンへの入り口はその公園の遊具、ドーム型のあれが入り口になっているようだ。


ただダンジョン化の影響か入り口は大人が入れるように地面からせり上がっていて少しシュールな絵面になっている。


公園に入るためには公民館だった場所へ入らないといけないらしく、受付をするために僕たちは公民館だった建物へと入った。


中は元僕の家のダンジョンとは違い公民館を丸々利用出来るのもありかなり広かった。


僕らは前と同じようにささっと準備して公園に出た。


待っている間少し暇だったので軽めのストレッチを樹とした。


そうすると関節部分を保護するサポーターを身につけて手には鉄パイプを使った武器のような物を持った華奈さんがやってきた。


「お待たせしました!」


「僕らはストレッチしてたから大丈夫ですよ。」


「そうだな。あと立花さん、その手に持っている妙に太い鉄パイプは一体?」


樹が気になって仕方ないのか華奈さんに武器についての説明を求めた。


「あぁ、これですか?鉄パイプに穴を開けてその穴に小さな鉄の棒を刺す事で固定が出来、どんどんと同じ処理をした細い鉄パイプを入れる事で長さの調整の出来る簡易的な槍にしたんです!先端部分には包丁やナイフの持手を固定するためのものも用意したのでかなり扱いやすく出来たと思います!」


「えぇっとそれをこの数日で?」


「構造自体は前から知っていたのもありますし、ささっと作れましたよ?」


華奈さん曰く道具さえあれば案外時間はかからないらしい。


「なんか、俺たちのがやっつけ仕事に見えて悲しくなってくるな・・・」


「樹、それは言わない約束って奴だよ。」


「それじゃあ準備もできた事だし、中へ行こうか?」


「おう。」


「はい!」


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