表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/41

31:政府の対応

気付いたら日刊ランキング33位!

本当にありがとうございます!

この調子で頑張って更新していきますので是非これからもよろしくお願いします!

公式なダンジョン探索1日目が終了し帰宅した僕達はその日はすぐに別れまた次の日にダンジョンに行く事になった。


ただ気になる事があった僕はDanphoneにある情報提供のページから本来ならダンジョン二層のモンスターであるダンジョンウルフが一層へ持ち込めたことを報告しておいた。


持っていったあと動けるようにしても戻ろうとする素振りも見せなかったのもあり、一層へ向かったモンスターはそのままその層で行動する可能性が浮上したからだ。


これはスタンピードが起きる可能性の証明にもなるので伝えておいたほうがいいだろう。


-------

「田中大臣失礼します、報告があるのですがお時間よろしいでしょうか。」


「はい、大丈夫ですよ。」


「早速で失礼ですが、重要そうな情報が信頼出来る者から寄せられました。」


「もしかして、彼ですか?」


「はい、あの彼です。」


「内容を聞かせて頂いていいですか?」


「ダンジョン二層のモンスターが何らかの方法で一層へ向かった場合一層で活動を行う事が報告されました。」


「つまり、前情報であったモンスターの時間による増殖、それを処理しなかった場合に起きるスタンピードの可能性ですか。」


「はい、溢れるのが一層のモンスター限定とも言えないので一般人であれば一層はともかく二層のモンスターであれば危険も増えますし、ボスモンスターも溢れれば一般人であれば大変なことになる可能性もあります。」


「現在確認されていないダンジョンの数の予想は?」


「上級ダンジョンと思われるゲートキーパーのいるダンジョンは9個見つかっています。」


「中級ダンジョンと思われる場所は?」


「6ヶ所ほど見つかっていない可能性があるそうです。」


「基本的に1県に1つ、面積の大きな県は2つ、首都圏には3つある可能性も示唆されていますが東京、愛知では未だに2つしか報告されていません。」


「2つ見つかっていない県は?」


「北海道、福島県、神奈川県、岐阜県、佐賀県、鹿児島県、沖縄県の7県です。」


「面積の狭い県として考えるとワースト10は1つしかないと考慮しても北海道、福島、岐阜、鹿児島の4つは確定であると考えても良さそうですね。」


「私もそう思います。」


「ナンバーとして見つかっていないのは?」


「No12、No23、No36、No53、No55、No98の6つです。」


「初級ダンジョンで見つかっていないのは?」


「沖縄県がラストで考えると335ヶ所、そのうち30ヶ所が見つかっていません。」


「以前聞いた時50ヶ所、そこから考えればマシにはなりましたが、彼の家のように住宅の中にある可能性、大いにあり得ますね。」


「そうですね、早めに見つけなければダンジョンからモンスターの氾濫が起きてもおかしくありません。」


「見つかっていないナンバーと対応しているであろう県の想定、そしてその県への警察への警察へのダンジョン捜索の依頼、自衛隊のダンジョン特別部隊の配属、よろしくお願いします。」


「了解しました、私はこれで失礼します。」


「はい、報告ありがとうございます。」


その後報告に来た部下が退出したあとに田中は総理へ緊急で連絡をした。


「総理ですか?緊急事態とまでは言いませんが、ダンジョンの上層階層に存在するモンスターが下層に降りた場合そのままその階層で活動する事が報告されました。」


「それは本当ですか?情報の提供元は?」


「彼です。」


「彼ですか、それなら信頼出来そうですね、今まで彼のくれた情報は全てあっていますしその内容だとは副総理の懸念も現実となりそうですね。」


「こちらからまだ発見されていないであろう初級、中級ダンジョンのあると予想される県の警察、また自衛隊のダンジョン特別部隊の配属を部下に命じておきましたが、よろしかったでしょうか。」


「問題ありません、こちらもこの情報を世界に発信するための準備を行います。」


「了解しました、そちらも頑張ってください。」


「それは私の台詞ですね、お互い今が一番辛い時期です、頑張ってこの苦難を乗り越えましょう。」


「そうですねお互い頑張りましょう、それではこれで失礼します。」

そう言って田中が通話を切った。


「ダンジョンの産出資源はありがたいですがモンスターの存在が厄介ですね、本当ままならないものです。」


阿部総理は1人自室でそう呟いた。

モチベーションに繋がりますので評価やブクマの方をよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 更新お疲れ様です。応援してます。
[気になる点] 「土地のある程度ある県は2つ」 正直判り辛いです。 「面積のある程度広い」という事でしょうが。 [一言] 各話が少々短いですが面白いです。 上記にもありますが偶に判り辛い文があります…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ