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FILE43:消えたダイヤの謎『4』

「スゥ君。聖女の瞳は世界の秘宝と言われる貴重な物だ!この事が公表されれば、我が社の信用はもちろん、国際問題にまで発展しかねない。そういう理由で、我々は正式に警察に捜査を依頼するワケにはイカンのだ!つまり・・・我々は全ての願いを君に託す他ない!頼む、我が社を、イヤ世界の秘宝を救ってくれ!!」

コク・・・

「どう、何か糸口はありそう?」

トン!

「犯人は恐らく1人です。」

「ど、どうしてわかるんだね?」

「よく考えてください。聖女の瞳が盗まれた時、この部屋は密室・・・しかも真っ暗だったんですよ?仮に犯人に共犯者がいたとしても、外で待ってる共犯者にダイヤを渡したとすれば、その時外から光が入ってしまいます。しかしビデオにはそんなものは映ってなかった!」

「ちょっと待って、それじゃ・・・やっぱり犯人はこの中にいるって事じゃない!?」

「バカな。ここには監視カメラがついてるんだぞ?この部屋では重要な会議や商談が開かれるため、監視カメラが取り付けてある。その事はここにいる全員が知ってるんだ!」

「そうですよ。カメラの前で盗むなんて、そんなバカな事できますか?やっぱり消えてしまったんだ。そうとしか考えられない・・・」

「いいえ、物は消えたりしません。盗まれたんです。宝石ドロボウをする時一番苦労する事、それは・・・盗んだ宝石の処理です。売るにしろ形を変えるにしろ、専門的知識やルートがなければどうしようもない。しかし、天王州ダイヤの関係者ともなればそのぐらいの知識やルートはいくらでもあるハズ。つまりあなた達なら、犯行を成功させる可能性が非常に高いという事になります!!」

「でもだとしたら、ダイヤはどこへ行ったんだ!?盗まれてからこの部屋を出た者は誰1人・・・一葉君!君、確かさっき部屋を出たな。スゥ達を迎えるために玄関まで!!」

「そ、そんな!部屋を出る前全員の身体検査をしたじゃないですか!でも見つからなかった!!」

「しかしダイヤが盗まれたのは部屋が暗くなった時だ。それ以降部屋を出たのは、君1人なんだぞ!?」

「待ってください、私じゃない!私は絶対ちがう!!」

「おじいさん、待ってください!まだ決め手になるようなものは何もありませんよ。」

予告のページ


『名探偵・スゥと篤子の事件簿』と、ある作品とのコラボ小説の執筆が決定!

『ある作品』の詳細については今後明らかになるよ!

続報を待て!!

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