FILE40:消えたダイヤの謎『1』
おっす、みんな。
スゥだ。
今日はまた、オレや篤子が小学6年生だった頃に解決した事件の話をしてやろう。
「よーし、終わりー!!」
「遊びに行こうや、スゥ!」
「ちょっと。スゥ、今日日直でしょ!!」
「なぁ、篤子。この前アイス奢ってやったよな?」
「え?う、うん・・・」
「だったら、今こそその借りを返す時じゃないのか?そういうワケで、後よろしく。」
「ちょっと!それとこれとは別でしょ!?」
「勘弁してくれ!今日はゲームの発売日なんだよ!!」
「ダメ!!」
その時、担任の先生が走って来た。
「明日岡!浜谷!保安!!」
「先生・・・どうしたの?」
「どうしたのって、オマエら・・・今、職員室に警察の方が来てるぞ!!」
「ケーサツ?」
「オマエら、一体何をやらかした!?」
「あ、あの・・・先生・・・それってもしかして、図体のデカい目つきの鋭い人?」
「ああ、そうだ!自分の教え子が警察のお世話になるなんて・・・」
「・・・」
ブォォォォ・・・
「全く迷惑な話だよなー。連絡はポケベルにしてくれって言ってるのに。」
「そやけど、日直はサボれたやん。」
「そ、そんな。だって、緊急の用事だったんですよぉ!!」
「で?殺人課の刑事が出て来るって事は、また殺人事件なワケ?」
「イヤ、今回はちょっとちがう。まぁ、とにかく本人に会ってみてくれ。あ、見えて来たぞ。」
ピタッ!
バン!
「大きな家だな・・・」
『中嶋一葉:中嶋茂次の姉 中嶋総合病院院長』
「やぁ!久しぶりね、明日岡君!」
「一葉さん!何で一葉さんがここにいるの!?ここ、一葉さんの家!?」
「ハハ、まさか。私はこの家の主治医をしているのよ。それより・・・し、茂次!どうしてあなたがここにいるの!?」
「え?何でって、オレも一応刑事だし。」
「私が呼んだのはあなたじゃない!明日岡君よ!!」
「何だよ、警視正に連絡とってやったんだぞ!!」
「一葉さん、それより用件は何なの?」
「あ、そうだった。あなた達・・・天王州ダイヤモンドって知ってるかしら?」