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武一、ミスコンを企画する。  作者: よしの
アゲ高学園祭 1日目「文化祭」
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ミスコン その1「オープニング」



 「結果、誰が一番なのか?」


 3年にとっては高校最後となるこの年。部活も引退し、夏休みを終えた2学期早々。受験を控えたこの大事な時期に、どうしても答えを出さなければならない課題があった。高校に入ってもう2年と半年が過ぎようとしているにも関わらず、その問いに対する答えがまだ出ていなかったからだ。現役でいる分にはまだいい。けど、卒業した後にも同じ話題を繰り返すなんてこりごりだ。


 今までさんざん繰り返してきたその問いに、今、明確な答えを出す。

 寧ろ受験に集中する為にも、答えを出しておく必要がある。

 わかっている。そんな事をしなくても誰が一番なのかは想像するに容易い。

 だがそれは、大半の生徒が思い描く想像であって、証明された事実ではない。

 過程を経て得られた解答ではなく、仮定での答えでしかない。

 例え、答えがあっていようとも途中の式が間違っていれば正解にはならない。

 それは数学の問題と同じ。そこに試験もミスコンも違いはない。

 そろそろ決着を付けようじゃないか。求めるのは華か? 癒しか?

 今日を持って答えを出そう。

 それが、アゲ高男子、全員の願いでもある。



「誰が一番可愛いの!? 第1回、上利高校ミスコンテストォォォー!!!」

 


 奥村の作ったオープニング映像が壇上のスクリーンで流された。


 時折映っていた女子はシルエット扱いで顔は映っていなかったが、おそらく上位にランキングされるであろう女子の誰かだろう。ミスコンの為に作ったチラシのデザインの不評が奥村を奮起させたのか、ナレーションと凝ったタイトルワークが冴えた映像だった。そんな奥村が作ったオープニングの甲斐あって、館内のボルテージは一気に上がった。


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