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武一、ミスコンを企画する。  作者: よしの
アゲ高学園祭 1日目「文化祭」
44/70

「3年A組 武一(たけ はじめ)」


 バカが4人集まって話していた時だった。


「普通に考えたら大門だよな」

 と、バカの中で1番ノーマルな亮平が言い出す。


「そう? 俺の普通は結城だけど」

 と、バカの中で1番のバカの太一が答える。


「太一の普通は当てになんねーから」

 と、バカの中で1番モテるチュージが言う。


「俺の普通はみんなの普通だよ? だって俺がいいと思った曲って大体ランキング入るし」

「それは太一がランキングされそうな曲しか聞いてないからだろ」

「そうそう。ただミーハーなだけ」


 バカ4人で大笑い。


「大門と結城はもうわかったからさ、他に誰かいないの?」

新田にいでん

「新田な。確かに人気あるしルックスも悪くないけど、どうかなー」

「大門、結城と比べるとちょっとな」

「じゃあヘッドは? 密かに人気あると思うけど」

「ヘッドはネタ扱いだろ?」

「ネタじゃねーって。普通に考えてヘッドはあるよ」

「だから、太一の普通は普通じゃねーから」

「じゃあ言うけどさ、ヘッドがアリなら長瀬もアリなんじゃない?」

「何で長瀬が出て来るの?」

「ほら。チュージってロリコンだから」

「お前、嫌な言い方するよな」

「あ。あとあの子は? K組のさ、あー名前出てこねー!」

「はいはい。K組のあの子だろ。誰だっけ?」

「知らねー」

「K組って接点ないからさ。顔は出てくるけど名前が出て来ないんだよな」


「で、結局誰が1番なの?」


「大門」と、亮平。


「結城」と、太一。


「だからさ、そのくだり何回やんだよ」と、チュージ。


 ・・・・・・。


 それで俺が言った。


「じゃあ、もうやっちゃおうぜ」

「何を?」


 こんな会話からミスコンは始まった。


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