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それは、次の機会に…。  作者: みつ


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6

「夕飯、なに、食べたい?」


「なんでもいい…。」


「あなた、いつも、それじゃない!?」


「…じゃあ、カレー。」


「だったら、あなたも手伝ってよ!」



……うっ!



「お肉、何もなかった!買いに行かなきゃ!」



…えっ!!



「ほら、行くよ、早く、早く♪」










終業時刻になる。

パソコンの電源を切ろうとした。

上司が寄ってきて言う。

「沢村、この見積もり、やり直しだ。

新規のS社の概算、抜けてるだろ。」

「あ、申し訳ございません!」

「明日で、いいから、作り直して♪」

「今日、もう、ちょっと残って、やっていきます!」


僕は、パソコンの電源を再び入れた…。




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