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それは、次の機会に…。  作者: みつ


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2

そんな僕には、青木という友達が、いた。


青木は、大学に進学して四年で卒業しているが、

こんなエピソードが、ある。


在学中、彼は、ほか弁で、バイトをしていた。

彼は、ひたすら、唐揚げをこしらえる担当だった。


ある時、店長に、

「青木くん、もっと早く揚げれない?」

と、言われ、

彼は帽子とエプロンを床に叩きつけ、

店を去った…。

勤続、3ヶ月だった。


青木は、その後、開店前の、ほか弁に、

シラーっと現れ、

店長から、一円たりとも、

譲らず、バイト代をもらうと、

大学在学中に、二度とバイトをしなかった。


青木が言うに、大学の講義は、楽しかったと言う。

だが、彼は、

数学が苦手で、大学在学中には、

一切、理数系の講義は、受講しなかった。


大学には、カリキュラムというのがあり、

どの学部、どの学科に入学するか、で、

ほぼ、どんな授業を選択すれば、

無事、卒業できるのかが一目瞭然だと

彼は言う。


青木と、僕は付き合いが長い。

彼は、したたかだった…。

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