05・住む世界が違うって、きっとこう言う事なんですかね!
誰かが言っていました
「人間は皆、平等である」
果たしてそうなのでしょうか?
生まれが違うだけで
根本的に平等じゃないと
僕は思うんです!
なぜそう思うのか、それは今、
僕がそれを痛感しているからだと思います。
あれからだいぶ時間が過ぎ、
泳いだことのない僕は、浅瀬で泳ぎの練習中である、
バタバタ!バタバタ!
(遊んでる訳じゃないよ!いたって真剣です・・・・仕方ないじゃないか、人生で泳ぐなんて、リア充イベントを、僕がしているはずないですし!
村には泳げる場所なんて、なかったんだもん・・・ちょっと楽しいなんて全然思ってないんだからね!)
僕は誰に弁解してるんだろう?そんなことを思いつつ、
バタバタ!バタバタ!
なんとか泳げる形にはなったと思う
それは突然だった
「調子はどうだい」
急に後ろから声をかけられた、
律儀に返事をしてしまう
「ぼちぼち行けそうかな?」
一様答えたけど・・・(誰だ?)
「ゴメン、ゴメン自己紹介もしてないのに話しかけて、僕はエドリカ、エドって呼ばれることが多いかな。」
(なんだこのイケメンオーラ全開中のリア充は!勝手に自己紹介しやがって、コミ力高すぎて、俺とは正反対過ぎやしないか?空気読めよ)
そんなことを思っても一応返事を返す
「俺はアカツキです、なにかようですか?」(リア充にビビった訳じゃないんだからね!ツンデレか!
ヤバイ、一人で突っ込んでる場合じゃない、こっちはあまり人と話したことないんだから、勘弁してください)
なんだか心の中で土下座しているようだと思う僕、
「実は、他の人が何人かグループを作って行っちゃったのを見てね~僕もと思って回りを見たら、君しか残ってなかったんだ」
そうエドが言うのを聞いて、僕は回りを見渡してみる!
(あっ!本当だ、僕とエドしかいない!)
泳ぎなんてしたことない俺が、みんなと一緒にスタートできるはずもなく、スタート地点にはエドと僕しかいなかった。(さすが世界が認めるモブな僕、こんな所でもボッチでしたよ!)
「まっ仕方ないか、どうせ誰かと行くって選択枠無かったし」小さく呟く
聞こえたのかエドが
「僕も練習に夢中で、きずかなかったんだ、時間はあるみたいだし泳げないのに進んでもね!どうだろう君さえよかったら、僕と一緒に行かないかな?」
キラキラ✴今にも光が出そうな顔で言われる
(俺が女なら、イ・チ・コ・ロですぜ、エドの旦那)
「僕なんかでいいの?エドなら一人で行った方が早くつけるかもしれないよ」俺がそう言うと、
「イヤイヤ、どうせ行くなら誰かと行った方が楽しいと思ってね、それに・・・一緒に行った方がソウル的にも効率良さそうだしね。」
(???なんだ?ソウル的にも効率良さそうって?)
僕が考えてると、ちょっとわからないみたいな顔で説明してくれた。
「ソウル、魂、の事は知ってるよね?肉体を持たない僕たちが活動するのに必要なエネルギーを構築している物それが『ソウル』そのソウルの在りかたや扱い方を導くのが、魂なんだ」
(分かりやすく言うとご飯と睡眠の関係に近いのかな?人間もご飯食べないと動けなくなるし、眠らないと活動できないしね。僕も今は死んで肉体はないからソウルで動いてるってことなのかな?)
「学校(地獄の)で習ったとは思うけど、思い出したかな?」
(なにを言ってるんだこの子は、それどこの学校だよ!死んだあとの事教えてくれるって、こいつ実は超いい所のお坊ちゃんだったのではないだろうか。)
「いや~俺の家農民だったから小さいときは、学校行ってないんだ、だから基本的なこともなにもわからずここに来たんだよ」
それを聞いてエドが、唸りながらなにかを考えている「・・・・・そう言う事もあるのか?」
(これだから金持ちイケメン貴族様は困る、ちょっとは農民の貧しさを考えんかい‼)
「僕で良ければだけど、アカツキに、ソウルの扱い方を教えるけど、どうだろうか?多分教官も言ってたけど、ソウルを使えないと向こう岸まで行けないんじゃないかと思うんだ。」真剣な顔でエドが提案してくれた。
(ス・ミ・マ・セ・ンでした!!こいつすごい、いい奴なのではないだろうか、さっきからうざそうにしてごめんなさい)
心の中でまた土下座してる俺・・・・答えはもちろん「イエス」です!




