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竜と手紙

会話文の後は、改行しろと言われたのでしました、最初は改行だらけになるけど大丈夫かな?と思いましたが、あら不思議前より読みやすいでは、ありませんか!

前に書いたやつも会話文の後を改行して編集しておきますかね……

「うーん、このコーヒーの香り……いい豆を使ってますねぇ……」

「お前が飲んでるのは、紅茶だけど大丈夫か?」

「ま、まじっすかぁ?」

「ははは、楽しそうでなによりですね。」

そう笑いかけたのは、ここのカフェ店員の昨日まで不治の病に苦しんでいたその人で、妻と娘と共にカフェの経営をしている一児の父である。

「お兄ちゃんたちが、パパを助けてくれたヒーローさん?」

「そうだぞ、父さんにとってのヒーローだ! あ、娘です。今年で6さいになりました。」

「いえいえ大澤は、偶然薬草を見つけただけですよ、お礼は、このアンヌさんにでも言ってくださいな」

「あ、貴方達が薬草を見つけてこなければ、私もお手上げでしたし……」

「そういえば、薬草をここに持ってきたはずのあの筋肉雑用係は、どこいったんすか?」

「アドルさんは、用事があるとかですぐどっか行っちゃいましたよ」

「あいつも苦労してるんだな……」

敵に同情される魔王軍雑用担当の図である。

「でも初めて聞いた時は、驚いたわこんなにも心優しい人達が魔王軍だなんて」

カウンターから妻が夫に話しかけた。

「そうだな、私もしばらくして事情を話された時は、耳を疑ったものだ」

さらっと大澤達も魔王軍ということにされているが、彼らは気づいていない。

「それでアンヌ、俺たちに話が何かあるのか?」

ケーンが本題を切り出そうとしたその時!

「大変です! ケーンさん!」ギルド役所からケーンの部下が大慌てで、ここまでやってきた。

「何事っすか? 財布でも落としたんすか」

「それはそれで大変だが、お前じゃあるまいしないと思う」

「ジェイルさんから手紙が! 先に封を開けて読みましたが……」

「何!」普段は、大澤の前くらいでしか声を荒げないケーンが珍しく慌てていた、部下から渡された手紙を急いで読みはじめた。

「…………」

「おい、大澤! すぐに出るぞ! 緊急だ、いつもどっかほっつき歩いて、ろくに連絡もよこさないあの人から、今から会えないか? と手紙が来た! 今回を逃すと次は、いつ会えるかわかったもんじゃないんだ」

「えぇ……なんすかその幼なじみとの久々の再開みたいな展開は……」

「まって、下さい! 最後に一つ私から……」

「魔王軍長、悪いがまた今度に……」

「大澤さん、そのまま少し動かないで……」

「そんな事言われてもケンちゃんが腕を引っ張るんすよ、このままだと俺、タコになっちゃうぅー」

すると、アンヌは大澤の前で指を不規則に動かした、まるで宙に紋章を描いてるようだ。

「私には、魔王軍長としてのお仕事があるので同行は、できませんが……駆けつけることは、可能です。 これはその証……私との友情の証……貴方が傷ついた時、その時には……」

「あらぁーーー」大澤はケーンに引っ張られ外に連れ出されてしまった。

「それじゃあ、私もここでおいとまします。今回はありがとうございました。」

「あ、いえいえこちらこそ魔王軍といえど、貴方達ならいつでも歓迎しますよ」

「そうね、無料とは言わなくとも半額くらいならしますから、いつでもいらして」

「お姉ちゃん、バイバーイ」

そうして魔王軍は、カフェを後にして行った

―――一方大澤達は―――

「本当にこんな森の奥にお目当ての人がいるんすか? ターザンか何か?」

「手紙に書いてあった地図だと、このあたりなのだがな……」

大澤とケーンとその部下は、森野奥深くを歩いていた、するとケーンの部下が……

「あ、あれじゃないですか?」

部下が指差す先には、木々が開けており、家らしきものがあった、もしや村だろうか?

「でかした、恐らくその場所だ!」

「もう夕方っす、夜の森での野宿は危険なので、外で寝るにしてもあそこの方が安全っすね」

「お、おう……そうだな」

突然大澤が真面目な事を言い出したので、ケーンは困惑した。

「すいませーん、誰かいるっすかぁ?」大澤がそう呼びかけた時、「誰じゃあ!」村の方から野太い声が聞こえる。

「俺じゃあ!」大澤が返事をすると、二人の男性が姿を現した、二人とも顔はそっくりで農家のような軽装をしている。

「ハロー! マイフレーンド❤️」

「兄者! こいつよそ者じゃ!」

「そうじゃ! 弟よ、よそ者なら始末じゃ!」

二人は、かなり険悪な雰囲気のようだ……

「俺なんか、気にさわる事言ったす?」

「気にさわることしか言ってないから安心しろ!」

後からケーンがツッコミながらやって来た。

「スンスン……! こいつらから魔王軍の匂いがする!」

「なにぃ……魔王軍だとぉ! 兄者、こいつら我々の里を襲いに来たのか?」

「そうじゃ! こいつらは敵じゃ!始末だけでは、足りぬ! 息の根止めて奴に見せしめじゃ!」

「え? あの……俺たちここに人を探しに来ただけっす」

「黙れ! 魔王軍よ、ここがお前らの墓場じゃ! グルルルゥ……」

二人の会話からして、兄と思われる方が唸りを上げて、みるみる姿を変えていった、その姿はまるで……

「ど、ドラゴン!!!」

「グルァァァァーー!!!」

「こ、こいつ……もしや竜人か! 話には聞いたことがあるが、てっきり伝説だけのものだと思ってたぜ……」

竜人は、大きなドラゴンに姿を変え、大澤達に迫ってきた「覚悟しろぉ!……ま、おうぐん」

「ケンちゃん!」

「なんだ!」

「にーげるっすよぉぉぉーー!!!」

「いぇっさぁぁぁーーー!!!」

竜人との追いかけっこ(?)がスタート、果たして大澤達の運命はいかに!?



続く?


「いや、意味深にしようとして適当な事言うんじゃねぇよ!」


続かない


「それじゃあ、物語終わっちゃうっすよ!」


飽きたので終わり


「グルァァァァーー!!!」


なんやかんやあって

続く


書いてて思いましたが、異世界転生の物語でみんなは、喫茶店の事をなんと表現しているのでしょう? 大体異世界転生やRPGでは、喫茶店より酒場が出ることが多いので書きながらカフェという表現でいいのかな? と思いながら書いてました……大人が異世界転生するなら酒場でもいいのですが、大澤くんは18才なので……

あれ? 今は、18才でもお酒飲めるんでしたっけ? わかんないや

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