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魔王軍長登場! (前編)

前編は特にアホなことしかしないので、戦闘シーンが見たければ、後半から読んでくれてOKです。

一応短くするために、前編と後編に分けましたが、せっかちな人もいますからね……


特に私とか………

「よーし着いたぞ、今回はここの山でキノコ狩りをしてもらう」「なんか楽しそうっすね!」

「騒ぐな! いいかよく聞け、今回はクエストの依頼で美味しいキノコと評判の、ウマミ(たけ)をみんなで探してもらう! ただし、ウマミ茸にそっくりなキノコ、テンノアミガサというキノコも近くに生えている。食えば一発昇天の毒キノコだ!」「ヒェッ……」「混ざってはとても危険なため、取ってきたキノコは全て私に見せるように! 以上だ!」「ハイ! ハイハーイ質問でーっす!」「チッ……なんだ?」「ケンちゃんに見せたところで何かわかるんすか?」

「一応私は、薬師志望でな……毒物や薬草のことは、詳しいぞ。それと、テンノアミガサは、まだあまり研究が進んでいなくてな、いい機会なので研究サンプルもいくつか欲しいのだ」

「夢はお医者さんっすか! ケンちゃん頑張って❤️」

「うぅ……貴様には言うべきでなかったか」ケンちゃんは頭を抱えた。

こうして、大澤はキノコ狩りを始めた、しばらくして……「ケンちゃーん、キノコ見つけたっすよぉー!」

「ほう、見せてみろ」「はい、これ!」

「バカ! これはシイタケだ」「えー、じゃあこれは?」

「これはタケノコだ! せめてキノコを探せ、キノコを!」「うーん、じゃあこれ」

「これは数の子だ! てか、どっから持ってきた……」「じゃ、これは?」

「か……かまぼこ……だ」大澤はおせち料理を作るつもりなのだろうか? だんだん山から遠ざかっているので、次くらいでエビを持ってきそうである。

「すまないっす、あとは、こんな葉っぱくらいしか……」「なんで葉っぱなんて持ってきて……ん? まて、ちょっと見せてみろ」「ほい」ケーンは、大澤の持ってきた葉っぱをまじまじと見ている。

「これは、珍しい……この山にしか生えてない薬草だな、不治の病に聞くと聞いたことがあるが…………ふむ、貴様にしてはよくやった! これはサンプルとして持ち帰る」「えへへ❤️」これ以上褒めると調子に乗りそうなので、ケンちゃんは、それ以上何も言わなかった。

すると、ケーンの部下が慌てた様子で走ってきた「お伝えしますケーンさん!」「なんだ?」

「数は少ないですが先ほど、魔王軍がこの山にやって来ました! 今他の二人のメンバーが対峙しています!」「なんだと! チッ……まずいことになったな……」「あんま舌打ちしてると、印象悪くなるっすよ」「今日した二回のうち一回はお前のせいだ、バカたれ!」「そんなぁー」

そして、三人は急いで魔王軍とギルドメンバーの元へ駆けつけた。

「あっ!ケーンさん、来てくれましたね」「二人とも、ケガは無いようだな……して、魔王軍は……」

ドンッ! 「オイ! テメェら! 俺様の探し物の邪魔すんじゃねぇよぉ!!!」筋肉質な体で逆立った髪型という、いかにもな姿でそいつは、こん棒を地面に叩きつけ、恐喝をしている。

「き、貴様ら魔王軍の好きにはさ……させないぞ!」「そ……そうだ! そうだ!」二人のケーンの部下も、必死に言い返すが、明かにひびっている。

「そこの! なんかよくわかんないマッチョなおじさん! とりあえず名を名乗るっす!」

「あぁ? 俺様が誰かってかぁ?」「そうっす! 手合わせの前に名前くらい言うのが礼儀っすよ!」「貴様に礼儀があったとは、驚きだがな」

「フン! 良いだろう、我こそは!」

「あっ! ここで一旦CMっす」

「オイゴラ! ちょ……まっ」

続く


ケーンからのお願い

「キノコ狩りの際は必ず専門家に取ってきたキノコを見てもらうようにしてくれ、食べられるキノコと似た見た目をした毒キノコも多いからな! それと、虫が食べてるからOKとか、地味な色だから大丈夫とか、そういう根拠の無い知識で判断したらだめだぞ、大事なことだからよろしくな!」


この度は私の小説を読んでいただきありがとうございます。誤字、脱字、おかしな改行などありましたら、ご指摘お願いします。


このようなノリにして良かった事は難しい言葉を使わないで済む所ですね。でも本当に人を笑わせたかったら頭がよくないといけないんですよね……難しいものです。

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