|7.幼馴染はデートしたい
今回は本気出しました
本当はダラダラ書いてたらこんなことに
ゲフンゲフン(隠せてない)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「んぅ...」
小さく伸びをしてから隣を確認する
昨日までいた彼はもう居なかった
「全くそういうのはちゃんとしてるんだから」
くすっと笑いながら呟く
昨日、突拍子もなく誘ってしまった
思い出しただけで顔が熱くなるのが分かる
枕に顔を押し当て足をバタバタさせる
「よし、私も準備しよう!」
昨日突然デートに誘ったのは
翔湊のベットや
彼のせいかつひしゅつ、せいかつひじゅ...つまり
そういう物の買い足しなのだ!
決して一緒に出掛けたいなどの私欲は微塵も
ちょっっっっっとしかない
・・・とにかくっ、今日はただ買い物よ!
朝ごはんを食べて歯を磨く
そして薄くメイクをする
といっても淡いピンクのリップを塗るくらい
あとは特別なことは特にしない
服装も派手派手にせず
シャーベットピンクのノーカットシャツに
白のワイドパンツ
うん、バッチリ!
ダサくない...よね?
翔湊くん(結局恥ずかしくてこう呼ぶようにした)は
控えめな方が好みなはず...多分!
別に意識して欲しいとか、そーゆーんじゃないけどね!
いつもの仕返しよ大人な私に恐れおののきなさい!
思ったより早くつき
集合時間まであと5分ある
彼の姿はまだない
「おかしいな〜私より先に出たはずなんだけど」
周りをキョロキョロする
今まで気づかなかったけど私なんか見られてない?
周りから我が子を見るような目で見られてる
「あの子可愛いくない?」
「確かに可愛い」
「これからデートかな?」
「うっひょー甘酸っぱい!」
「きっと彼氏もかっこいいよね」
「そうとは限らないぞ」
なんか期待されてる?!
やっぱりこんなに目立だったところを待ち合わせにするんじゃなかった...
少し反省していると
後ろから声がした
「おねーさん一人?」
この状況でナンパ!?しかも2人
ちょっと空気読めよ!
周りの温度が冷めるのが目に見えてわかった
「ちょっと俺らと遊んでかない?」
そう言って私の腕を掴んでくる
「や、やめてください」
上手く声が入らなかった
(怖い、助けて!誰か...翔湊くん!)
心の中で叫んだ、すると
「ちょっとすみません」
聞きなれた声
彼はそう言ってグイッと私を引っ張った
顔を見上げる、いつもの寝癖もない
「この子、僕のなんで」
低く少し威圧感のある声
周りから聞こえる黄色い歓声
あ、やばい...///
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
あれから僕はほとんど眠れなかった
別に緊張してた訳じゃない、そんなわけない
僕は早めに起きると着替えてさっさと家を出た
正直デートなんて初めてだから
何をすればいいか分からない
この服装があっているのかも分からない
待ち合わせは8時30分だ
あと1時間半か
待ち合わせまで本屋で過ごすことにした
「お、翔湊じゃん!よぉ」
本屋の手前でばったりあってしまった
少し茶色い髪を少し伸ばし
顔は羨ましいことに結構整っていて
友達も多く女子にも人気な
こいつの名前は文月 優
僕の友達で同じクラス、陸上部
こいつが本屋とは珍しいこともあるもんだな
「おっす」
そのまま通り過ぎようとした時
「ちょちょ待てってお前相変わらずだな」
ははって、笑ってんじゃねぇよ
「コンビニでも行くのか?」
「いや本屋」
「こんな時間に?」
「別に普通だろ」
「なんか怪しいな」
ギクリ...
「お前それでデートは無いだろ」
当てやがっただと
ま、まぁこいつの勘だけは褒めてやろう
「なんでわかったんだよ」
「え!マジかよ冗談で言ったのに」
どうやら本当に勘だったようだ
その後腹が壊れるんじゃねーのってくらい笑われた
いっそ壊してやろうか
「笑いすぎだよ」
「ごめんごめん、それよりお前ちょっとこい」
強引すぎるって...
しかもそのまま服屋に連れていかれた
「これとこれだな着てみろ」
そう言われて半ば強制に着替えさせられた
もうこれ5着目くらいなんだが
「おぉ!いいんじゃね?」
おい何勝手にプロデュースしてんだ
「こんなの買う金はない」
「俺が買ってやるよ」
真顔で言っているが本気か?!
こいつ友達のためにそこまでするのか
素直にスゲーな
「これでデート成功だな」
「別にそーゆーんじゃ」
少し弱めの抵抗
「はいはい分かってるって」
もはや相手にされてない
結局そのまま支払ってもらい
そのままの服で行くことになった
「んじゃ」
といって優は行ってしまった
「ほんとに何しに来たんだ」
さっぱり意味がわからん
そんなことより待ち合わせ!
あと5分じゃん急げ
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「はぁはぁ...」
久しぶりに走った気がする
自慢じゃないが足は早い方だ体力はない
それより
と顔を上げ紗月を探す
「や、やめてくだい」
昨日も聞いた声
だが少し細くて心細い声
「なんかナンパされてるし」
やれやれと彼女迎えに行く
「ちょっとすみません」
僕は2人のナンパ師と紗月の間に割って入って
紗月の手を少し強く引く
こういう時なんて言うか僕は知っている
正しくはさっき優に教えてもらったのだが
出来るだけ相手を刺すような声で
「この子、僕のなんで」
ん?なんかイタくない?
気のせいか周りの視線やら声が凄くよく感じる
「なんだよ彼氏持ちかよ〜」
と言って行ってしまった
(「いや、察せよ!」)ここの中で叫ぶ
「あ、りがと...その、もういいよ」
まだ僕は紗月の手を握って紗月は
僕の胸に顔を埋めている
「あ、ごめん」
急いで手を離す
優に言われたことを思い出す
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「いいか、まずは服装を褒めろ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「今日、その、」
いやハードル高すぎね?
「ん?」
ダメだ聞こえてしまっている以上
こうなったら言うしかない
「...可愛いな」
あぁ恥ずかしい!
穴があったら入るからそのまま埋めて欲しい
「・・・・・・・・・ありがと」
顔は向こうを向いて見えなかったけど
耳まで赤くなっているのは見えた
適度な距離を保つ
手は繋がない
ふらっとしたら肩が触れるくらいの距離
そんなもんでいい
僕は紗月に連れていかれるように
家具専門店に入る
「なんでこんなとこ?」
「翔湊くんのベット買いに来たんでしょ」
なるほどそーゆーことか
少し歩くと寝具コーナーにつく
「わぁ!これふかふか!」
紗月はベットに座りぴょんぴょんしている
子供かよ、いやそこも可愛い
「うわほんとだ、こっちとかもいいんじゃね?」
いつの間にかはしゃいでる自分がいる
「これいいじゃん!」
指を刺して言う
その指を目で追って見ると
「いやどう考えてもシングルじゃないじゃん」
「えーふかふかだよ!」
「確かにふかふかだしこの大きさにしては安いな」
「ね!そうだよね、これにしようよ!」
「バカいえ誰の金だと思ってる」
そう言って紗月の頭に軽く叩く
「あうっ....」
えー私もこれで寝てみたい
そういうこと言うのズルくないですか〜?
買ってあげたくなるじゃん!
僕のベット買いに来たけど
「ん〜じゃあまだ安い方だしこれにするよ」
こんなにもあっさりでいいのだろうか
ま、いっか悩むのもバカバカしいからな
「そろそろご飯食べない?」
「お、もうそんな時間か」
スマホを確認すると11:48と表示されていた
思っていたより時間は経っていた
それから僕らはお昼を食べ
本屋に行き服屋にも行った
さすがに優にも言われたから
紗月にも「これどう?」とか言って
服を買った
ちなみにベットは後日届くの事だ
「たっだいま〜」
「あ〜疲れた」
「ふふっおつかれ」
久しぶりにこんなに疲れたかもしれない
「付き合ってくれてありがとな」
いやいや私が連れ出したからと言って
感謝の気持ちを受け取って貰えなかった
さて次は夜ご飯だ
あ”あ”あ”あ”ぁぁぁづがれだ
褒めてくれてもいいんですよ?
嘘ですこのくらいやれよって話ですよね
あ、是非下の評価もお願いしますね(媚び)