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⑶『原付狂い』・・・交通費の、原付とバス代の比較
⑶『原付狂い』
・・・交通費の、原付とバス代の比較
㈠
駅前に出るのに、バス代が、片道260円掛かる。つまり、往復で、520円掛かるということである。バスは確かに、運転しない点で楽だし、それなりの、人々との連帯感もある。この、駅前に出るという行為を毎日すると、一か月で、約15000円程掛かる計算になる。
㈡
ところが、である。原付で毎日、駅前に出ても、一か月で1500円程しか掛からないのである。原付に狂う理由は、此処にもある。守銭奴には成りたくないものだが、10分の1の交通費に代わるのなら、原付に狂うに決まっているだろう。この様な場所にも、狂いの生じる原因があるのである。
㈢
原付の交通費の安さ、これは、何物にも増して、得難い奇跡なのだ。誰が何と言おうと、原付に狂うだろうと断言できる。何を言われても、しかし、10分の1なんだ、と答えれば、誰もが、自分の原付狂いを黙認し、許諾し、納得するだろう。こんな狂いは、まだまだ原付狂いの初歩だが、それでも、まずは、こんな狂いを此処に記しておく。




