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本日11日は関東の鏡開きだそうです。

……小豆炊いて善哉ぜんざいにしましょうか。

 

 お正月でした。皆さま、お餅は食べましたか? 私の実母は餅文化花咲く伊達藩出身なもので、お餅の食べ方は様々です……それが普通だと、自分では思っていたのですが。


 つい先日、ある方の作品に寄せた感想でお餅のことに触れ「くるみ餅が好き」だと書いたら、そういう食べ方はなさらなかったと仰る。へえ、と面白く思いました。

 私の友人に「その人の土地のお雑煮を聞くのが趣味」という子がおりましたが、やはりそれも、違いを楽しんでいたのでしょう。まあ、婚家は同郷ではありますが食文化が違うので、地域差というよりもっと個別な感じもしますが。


 そんな私の、お餅の食べ方は……


 あんこ、きな粉、磯辺、みたらし、からみ(大根おろしに醤油)、海苔(磯辺とちょっと違う)、砂糖醤油、くるみ、胡麻、雑煮。


 あたりが多いでしょうか。

「納豆」もポピュラーですが、私はあまり好みません。納豆ご飯は好きですが。それと、「ずんだ(枝豆)」も作りませんねえ。嫌いではないですが、あれはやはり夏のお盆のものですし。あ、最近はご無沙汰ですが「海老(桜えび)」や「山菜」もありました。美味しいです。


 くるみは鬼胡桃。尖った殻が目印の日本の山で採れる胡桃です。洋菓子やパンに入れるカリフォルニア胡桃とは食感や味が全く別物ですから、代用できません。出来れば殻を割るところからやりたいですが、鬼胡桃の殻ははものすっごく硬いので、栗の皮むきの比でなく疲労します。以前、妹は知り合いから貰ったと平らな石の上で金槌を振るってましたが大変そうでした。スーパーで剥きくるみや練りくるみがいいお値段で売っているのですが、納得です。

 すり鉢で根気よく擦ります。粒感がなくなりねっちりとして、油が染み出してくるまでになったら、砂糖を加えて水で伸ばします。仕上げに醤油を少し。もったり、とろり、とお餅に絡むゆるさにします。他のお餅メニューに比べてご馳走ポジションなのはお値段と手間の分でしょうね。


 胡麻も作り方は同じです。黒胡麻を、ゴマ汁粉になるくらい擦ります。こちらもツヤツヤして美味しそうですが、友人のひとりは「練りゴマ系で頭が痛くなる」という謎の体質の為、胡麻のお餅は避けています。

 とろりとさせず、普通にすりごまでいただくときもあります。

 胡麻や胡桃をそこまで擦るのは時間がかかるので、男性陣にテレビなど見ながらのんびりやってもらうことが多いです。男の方って基本的にお餅好きが多いですから、嫌がらずに擦り擦りしてくれるので助かります。


 ここまで書いて気づきましたが、どれもつきたてのお餅で作ってました。今は違うでしょうが、母親世代の家庭には一家に一台餅つき機があったものですから。お正月やお盆に限らず、親戚が集まった時などちょくちょくついてましたね。お店の切り餅を買うようになったのは、結婚して関東に住んでからです。

 搗きあがった柔らかいお餅は手水をつけて、人差し指と親指の根元でぎゅっと絞るようにして丸くちぎり落とします。指先でやったり、引っ張ると伸びるだけで切れないので、根元です。あまりに数多くやってると握力がなくなってきます。

 その時食べないぶんは、平たく伸ばしてのし餅にします。冷めてある程度固くなったら、適当な大きさに切って保存しますが、これは焼いて、あんこやぜんざいでいただくことが多かったです。


 お餅の食べ方は本当に色々ありますが、ヨモギを刻んで一緒に搗いた「よもぎ餅」。これに粒あんときな粉を添えて食べるのが、実は一番好きだったりします。春が待ち遠しいですね。



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