【なろうと私】馴れ初め
創作の合間に書いていきたいと思います。
本格的なエッセイを期待された方、先に謝ります。ほぼ雑記です、ごめんなさい。
私が「小説家になろう」を知ったのは二年ほど前でしょうか。時々、どなたかのブログやなんかで「なろう」という字が出ていたり、本屋さんで見かけたりしたので名前だけはその前から知っていたのですが、サイトをきちんと見たのがその頃、ということです。もっとも、一番最初にただ「なろう」とだけ見た時は『……なめろう? 郷土料理のサイトか何かかなあ』などと見事に思い違いをしていたのですが。
しばらく忙しくしていてゆっくり読書する時間も取れないでいたのですが、生活も落ち着いてきて本を読む余裕が少しできて、軽いものを中心に楽しんでいました。そんな中、最初は文庫で読んだある本が面白かったので、他に著書はないかと作者さんのサイトを探して検索をかけたら「ムーンライトノベルズ」に行き着きました。そうです、18禁の方です。大丈夫ですよ、とっくに成人してますから。ハーレクインも読みますし。
年齢制限クリアしていてまだ未読の方、入室してみてはいかがでしょうか。楽しいですよ。そういうシーンがメインではなく、純粋に読ませる小説も多いですよ。あ、ごめんなさい私、残念ながらBLは詳しくありません。
さておき。電子本にも及び腰で紙の本好きの私でしたが、登録も無しに無料でたくさんの小説を読めるサイトが! と驚きました。そしてその作家さん、ご自身のサイトは持っていらっしゃらないようでしたが、別の小説がムーンライトにはあがっている。それならばと慣れぬ横書きを頑張って iPad で読み始めました。
その作家さんの作品を数作読み終わる頃にはだいぶ横書きの読み方にも慣れ、せっかくだし他の方の小説も…と思ったら困ったことが。異世界ものは馴染みがあったのでいいのですが、悪役令嬢、乙女ゲー、スチル、逆ハー……ごく普通に書かれているこれらの単語の示す意味が分からない。攻略対象も婚約破棄もえ? え? という感じで。先の作家さんはそれらを書いていらっしゃらなかったので、ランキングを見て初めて目にしてあらまあ、と。
いわゆるラノベは殆ど読んだことありませんでしたし、ゲームも随分ご無沙汰。最初は凄く戸惑いました。ヤンデレの “ヤン” はヤンキーの “ヤン” だとばかり。
それでも無料ということと、最初のきっかけの作家さんがいらしたために少しずつ読んでいき朧げながらも理解をしたころに、リンクに「小説家になろう」を発見しました。しかしチラリと覗いて作品数の多さに腰が引けてそっとブラウザバック。
だって、入り込んだら出てこられなくなりそうで。大型ホームセンター(私にとっての魔境。何時間でもいられる)みたいでしたから。それに当時はぱっと見で「なろう」は男性向けがメインなのかなとも思いましたので。
ずっとブラウザのブックマークを使って、小説だけを読んでいた私がようやく会員登録をしたのが約一年後。しおりの機能が使えるのを知ったのがきっかけでした。そして「ムーンライト」を満喫した私は新しいお話を求めてとうとう「なろう」に飛び込みました。
そうしたら今度は、ステータス、チート、Tueee、VRMMO、TS……頭の中は??? そしてまたブックマークとしおり機能だけを使い読み続けて、ひとつずつなんとなく理解して。「なろう」はやっぱり大きいですね。未だにほんの一角にしか手が届いておりません。特にファンタジージャンル。掲載数も話数も段違いに多くて読み出したらどれだけかかるかと、いつ手を出すべきか迷いほんの少し齧った程度です。
もともと本を読むことが好きでした。寝る前に読んだお話の続きを考えることも好きでした。でも、小説を書いたことはありません。多分、創作文を書いたと言えるのは義務教育の課題が最後ではないでしょうか。何を書いたのかはひとつも覚えていませんが。
一方、小学生の時の仲のよい友人がめっぽう絵の上手い子で、その頃から同人誌をやっていたのでその影響で自分もイラストや四コマ漫画とかの落書きのようなものはしていました。
中学で彼女が転校すると元来絵心のない私は自然と描くことから遠ざかり、彼女を応援する側に回りました(彼女はその後デビューし、今も商業誌で活躍しているプロの漫画家さんです。卒業アルバムの “将来の夢” を自力で叶えた、静かで強い心の持ち主です)。それに妹が舞台衣装の製作などをしていたこともあって、創作活動はいつも身近に感じていました。
すっかり大人になった私がこうして「なろう」に出会って。たくさんの魅力に溢れた自由な小説を読むにつれ、ふつふつとお話が浮かんでは、自分も書いてみたいなあと思うようになって。
iPad のメモにぽちぽちと綴り始めたのが今年に入ってから。始めてみると予想以上に楽しくて、空いている時間を使って書き溜めたものがスクロールが面倒になるくらいの長さになりました。
誰に見せる予定もなく、ただ新しく始めた趣味として書いていたのですが、一度タブレットの調子がよくない時がありました。もし何かの障害や、機械オンチの私の操作ミスで書き溜めたこの文章が消えたら。書き上げる前に失くしてしまったら……きっとすごく悲しい。そう思った時に自分の手元以外でのお話の置き場として思いついたのが「なろう」だったのです。
とはいえ、読むだけだった私が投稿に至るまでにはまだもう少しかかりました。初投稿の話はまた別の機会に。




