Mr.Wanderer
瞳を覆う 手は震えて
いたのをずっと 覚えて いた けど
でも塞いだ手を 振り払って
知りたかったんだ 世界を
世界を
「知らなくてもいい」なんてさ
いつも勝手ばかりを言う!って
散々 君を傷つけた
ずっと真実を見ずに済んで
護られていたなら
良かったのかな?
何にも知らなかった頃が
生まれたての頃 きっと一番
幸せだったと思った 思えた
でも 苦しいぐらい真実は
知って良かったと思わせてくれた
最高の 宝物
君が護ろうとした痛み
今は思う も一度君に
この眼をずっと 覆ってほしい けど
またあたしはいつか その手をきっと
振り払って 駆け出すだろう
「知らなくてもいい」なんてさ
“どんな気持ちで言ったの?”って
聞いてみたくなる時があるよ
素直じゃない
本当に止めたかったよね?
「ごめんなさい」を
何度繰り返しても
知らなかったあの頃に
もう戻れたりはしない
知ったことは 無くならない
消せない けど
忘れたいとも思わない
あたしが選んだ選択肢を
後悔しない いつまでも
それが君への 約束
拒まれた手 ぼうっと見つめ
泣きそうになった君を
あたしはいつも 覚えてる
覚えてる けど
知らないことを知ること
胸が苦しいし痛いよ
進む一歩が 哀しみさ
棘さ でも
知らないでいること きっと
受け入れられないあたしだから
どうか 君よ 許して
護る手よ 許して
(C)Aoi Tact
当時「知りたがり屋」という和訳を見かけてこれだ!と思って付けたタイトルではありますが、
今改めて翻訳サイトで検索し直したら「放浪者」と出て・・・きて・・・あれ・・・
wanderでいいのかwonderがよかったのかとか、細かい部分も気になってきているのですが、
当面これでいきたいと思います・・・
友達以上恋人未満な雰囲気の(心配性の)異性が、手当たり次第になんでも探って知っていこうとするのを止めているようなイメージで書いていました。
親になった今読み返してみると、親子の状況としても読めるのかなと感じたり。
庇護の手を離れたら、もう筋書きの無い人生を放浪するように進んでいくものだよなあとも思ったので、タイトルはやっぱり変えずに!ね!
手っ取り早いこじつけもできましたね(ニコッ)
ジンのひぃたんさんの声を脳内再生して書いていた記憶があります。
音は○○っぽさがあるかいまいち自信が無いので、たぶん公開しないと思います。