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東方皇国紀元説
原初は一つの母
天地乱れ 数多の災い起こるとき
一つの母胎は 三神を産む
まず母の髪から 金色の光が集い
知を司る 知神が生まれた
次に母の瞳から 漆黒が集い
武を司る 武神が生まれた
最後に子を思う母の心から 白色の光が集い
心を司る 心神が生まれた
天地の災炎は 母を焼き
聖女は その身を隠す
知神は武神心神を従え 天地の災炎を沈め
やがて東の地に 平安を築く
知神と心神は天に身を隠し 武神は民に身を隠し
三神の子 皇祖となり国を治める
東方の地 皇祖の下に人は集い
三神により
東方に永劫の平安が約束された