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タイムリープ・リトルガール 2週目

第二話目です。


タイムリープの話の成功例って東リべぐらい?

アカメ「・・・・・・はっ!!?」




アカメは目を覚ました。目を覚ますとそこはいつものベッドの上であった。



時計を見る、火災が起きるよりもずっと前の時間・・・2時間前だ。





アカメ「どういうこと・・・さっきまでのは夢なの?」





アカメは安心する一方でどこか不安な感じを覚えていた



すると





「こんばんは」





アカメ「!!?・・・夢に出てきた、鳥?」




窓も開いていないのに一匹の鳥が入ってきていた




そうそれは夢?でも出てきたであろう、あの白い鳥であった






白い鳥は驚く彼女を見てこう喋る





「これは夢では決してない・・・そう、これはタイムリープと呼ばれる奴さ」




アカメ「・・・タイム・・・・・・リープ?」




「そう、簡単に言えばこれは『死に戻り』!!ゲームで言うところのセーブデータだ!!!」





アカメ「セーブ・・・データ・・・・・・」






アカメはそう言われあまりピンと来ていなかったが、完全に理解していないわけでも無かった



鳥はそんな彼女を無視して語り始める





「疑ってるなぁ?ならばこのことは忘れてさっさと寝るがいいい!!だが一番苦しむのはお前さ・・・」




鳥はそう毒舌を吐くと窓に飛び出す



ようやく静かになってアカメは布団をかける・・・





だがアカメはこんなことをもんもんと考え出す。





アカメ(・・・ちょっと待ってよ?あの鳥、なんで私の夢の内容を知っている風にしゃべっていたんだろう・・・?それに・・・タイムリープ、とか言ってたような・・・?)




  (・・・)





  (もし、あの鳥の言ってることが本当なのだとしたら・・・・・・)





アカメは何か嫌な予感を感じたのか急いでベッドから飛び起きると、両親がまだ就寝中なのを見て確認して外に出た



靴を履いて外に出る






すると夢?で見たように木にあの鳥がいるところを確認した




「・・・躍起になったようだねぇ?よっぽど彼のことを死なせたくないと見た。」




アカメ「・・・貴方が何者かは知らないけれど・・・・・・私はそれを確認する責務があるんだ」




  「彼を・・・死なせてたまるか」(ハイライトオフ)





「おーおー、勝手に言ってろw」





捨て台詞のようなものを吐いていき、鳥はどこかに飛び去って行った。



アカメは走って例の火事が起きたあの現場に向かった





アカメ「よ、良かった・・・まだ火事にはなっていない・・・・・・じゃあなんで燃えたりなんか・・・あっ!!」





アカメはその家の横側に誰かがいるのに気づいた



それは40代ほどの男性が片手にガソリンオイルを持ってもう片方にジッポライターを持っている





男性はアカメの存在に気付くと犯行はまだしていないが、見られたと思い込み逃げようとした



だが





アカメ「図に・・・乗るな!!!」




「ぐあぁ!?」





アカメはその男性にいち早く飛び蹴りをかました



男性はうつぶせに倒れこむ





アカメはそこを見逃さず、おいうちをかけるように腹を踏んずけた





アカメ「・・・この、くそごみがぁ・・・・・・」(ハイライトオフ)





「な、何故・・・俺の企みが・・・・・・ばれたんだ?」




アカメ「ウルサイウルサイウルサイウルサイ・・・死ね!!」




ボグゥ!!




「あばっふ!?」





アカメは男性の腹を強く思いっきり踏んずけて戦闘不能にさせた



その後、アカメは警察を呼んだ。





男はお縄となりて連行されていったのだ





供述では男は容疑を認めており、動機は『あの家に借金をしていたから燃やしてチャラにしようとした』とのことらしい。



しかし男はアカメのことをこう言っていた。




『あの女・・・俺の勘だがいつか事件を起こすだろうな・・・』




だがアカメはそれを知る由もない




いや、知る必要はない





何にせよこれで彼氏である雄太を救うことが出来た。




これでこころ起きなく雄太とデートすることが出来る。




家では既に母親が起きて父親は仕事に出ていた




母親はこんな時間にどこ行ってたのよとかんかんに怒ってはいたが、アカメは「ごめんってば」と適当にあしらってデートの準備をした




そしてデートの時間、数分前・・・





無論道中ではあの火事も起きていないため、雄太はそこでは出会わずアカメが先に公園についた




メールでは『今、公園に向かっている』と連絡が来ておりこれにはアカメも顔をにやける





アカメ「ふふふ・・・♬今日はおめかしもばっちりだし、彼氏も死ぬことは無いはず・・・」





そう言っていると遠くの方でおーいと声がするのが聞こえた





その方に向くと雄太がそこにいてアカメの存在に気付いたからかこっちに向かってくるのが見えた



道中には道路はあるが雄太は車がそんなに通っていないため安全にわたることが出来て、アカメの元にたどり着く





雄太「ごめんごめん・・・待った?」




アカメ「うぅん、待ってないよ。それじゃどこいこっか?」





雄太「近くにオシャレなカフェがあるの知ってるんだけど・・・そこはどう?俺場所知ってるからそこまで案内できるぞ?」




アカメ「じゃ、そこまで案内してもらおっかな❤」





アカメはもう彼氏とは手を離さないと強く決心してそのカフェに向かう事にした。



道中の横断歩道で止まり彼とのデートに心躍らせる・・・






アカメ(雄太、カッコいいなぁ・・・❤)うっとり





だが現実は不意打ちをかますように甘くはないのであった





きぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






雄太「あ、あぶn」





アカメ「・・・え?」






どぉぉぉぉぉぉぉおーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!






アカメ「・・・は?」





アカメは理解できなかった




何故なら自分が突き飛ばされた感覚があって、それでも自分は離せないでいた



だけど次の瞬間、その手に握っていたのは・・・






雄太の左手だけであった







どうやらトラックが居眠り運転で突っ込んでしまったらしく彼は轢死されてミンチになってしまった




アカメ「・・・なん・・・・・・で?」(ハイライトオフ&涙目)





電柱に垂れ下がっているロープに乗っている鳥はそれを見て、それをあざ笑うかのように見下したのだ





「・・・あーあwww所詮はこうなる運命さ。ここまでいったら何週目で彼女の精神が壊れるか見てみようじゃないかw」




「それじゃ・・・・・・」





「goodNight・・・」





白い鳥はそう言うとまたもやタイムリープをしたのであった。




アカメはまたしても・・・次に目を覚ました時には自分のベッドの上だと確信したのであった。




雄太


正義感の強い彼氏。

可愛くて魅力的なアカメに惚れたけど逆告白されたからokした。


だけどこの作品では可哀想な人であり何回か死ぬこととなる。

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