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ある日、近所の少年と異世界に飛ばされて保護者になりました。  作者: トロ猫


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呼び出し

 迷路のおかげで子供たちのエネルギー発散は無事にできた。アリアナは鼠の件で特別に疲れていたようだったので、今日はもう外出する予定はないし下がらせた。

 いつの間にか子供たちはディエゴととても仲が良くなっていた。ディエゴとは稽古を通してずいぶん信頼関係を築けているようだった。

 ソファでだらけるアイリスとシオンに声を掛ける。


「二人とも今日は疲れたでしょう?」

「今日は、楽しかったな」

「うん! 僕もたのしかった」


 その後、ディエゴも交えて4人で夕食をした。

 ディエゴが退室すると、子供たちと魔法の練習をする。

 アイリスもシオンは現在、光魔法を使いながら魔法のコントロール力を高める練習をしている。

 光魔法を当てる的を土魔法で作り、壁に上げる。土魔法は結構使いやすくて便利だ。土壁の形を変えれば、基本なんの形でも作り出せる。たまに失敗するけど……。

 子供達のステータスは、今こんな感じだ。


マーク(アイリス・オスロー)

年齢:八

種族:人族

職業:なし

魔力(5)1

体力3

スキル:言語、短剣、棒術 (作法)

魔法属性:水(光)(闇)

魔法:魔力感知2 魔力操作2 生活魔法 (光魔法3)

魔法属性:水(光)

魔法:生活魔法、水魔法 (光魔法)

ユニークスキル:(聖女の癒し)

称号:(光の愛し子)


 アイリスは職業が消え、体力、それから棒術が新たに追加されていた。


シオン・シラカワ

年齢:五

種族:人族(異世界人)

職業:なし

魔力5

体力2

スキル:防御、精神耐性(強)、苦痛耐性(強)、病気耐性、 寒さ耐性、 暑さ耐性、悪臭耐性、 料理、掃除、短剣、棒術、言語翻訳

魔法属性:全

魔法: 生活魔法、光魔法、土魔法、水魔法、風魔法、火魔法

固有スキル: 自然治癒1

ユニークスキル:安全空間セーフスペース 、 鑑定

称号:異世界の迷い人


 シオンは以前よりも体力の数値が増えた。魔法やスキルも訓練のおかげでずいぶんと生えた。言語翻訳が追加されたおかげか、最近は以前よりもしっかりと喋っているような気がする。

 二人とも少しずつだけど、確実に成長している。二人の体力が増えたのは大きい。これは、アリアナに感謝だね。


「シオン、それじゃ安全空間の練習をしようか?」

「うん」


 シオンの安全空間は、現在まだ私が入れる大きさではない。けれど、アイリスが入っても問題なかったらしい。二人で遊んでいる間に勝手にアイリスも入れて遊んだと事後報告を受けた。

 これについては少しシオンを叱る。


「何もなかったからよかったけど、危ない事はあまりしちゃダメだから。もっと安定してから人を入れるようにしようね」

「ごめんなさい」


 シオンがシュンとなってしまう。かわいそうだけど、アイリスの安全も考えないといけない。

 アイリスがシオンの前に立ち訴えてくる。


「違うんだエマ。俺が入れてくれって頼んだんだよ。だから、シオンに怒らないでくれ」

「二人とも私は別に怒っていないよ。ただ心配なだけだから。入る時は私が傍にいる時にしてね。二人とも分かった?」

「ああ、分かった」

「うん。ごめんね、エマ」


 二人ともホッとした顔で互いを見ると、笑顔になった。よかった。正直、シオンをどこまで叱っていいかの塩梅が分からない。可能な限り怒鳴らないと決めているけど、私は育児に慣れていないから間違っていないか不安になる。

 叱りの時間も終わったところで、気になっていたことを尋ねる。


「それで、中はどんな感じなの?」

「すげぇぞ! 俺たちからは見えるのに、他の人は俺たちが見えないんだ! 後、座るところがフカフカなんだ」


 アイリスが楽しそうにシオンの安全空間の中を説明する。

 フカフカ? そうか……確か、安全空間は大いさや内部の変形可能って表示されていたね。シオンは、中でフカフカの椅子を創ったのか。良いね。私もフカフカの椅子に座りたいな。

 そんな話をしていると、ドアがノックされる音が聞こえた。

 こんな夜に誰? 


「エマ様、ディエゴです」

「今、開けます」


 ディエゴとは夕食後に解散していた。一体なんだろう。扉を少し開け、ディエゴを鑑定。ちゃんと本人だ。


「こんな夜にどうしたのですか?」

「ロワーズ様がお呼びでございます」


 真剣な顔でディエゴが告げる。何かトラブルの予感がする。


「分かりました。準備するので少し待ってください」


 扉を閉め、外套を羽織る。

 シオンが不安そうに見上げる。


「エマ、どこいくの?」

「少しだけロワーズさんとお話に行くから、二人とも良い子でね。すぐ、戻るから」

「わかった。まっているね」


 アイリスとシオンが再び魔法で遊び始めたので、一応注意をする。


「いつも言っているけど、魔法の練習は光魔法だけで顔に向けるのはダメだからね」

「「はーい」」


 二人に手を振り、部屋を出る。

 早足で歩くディエゴに声を掛ける。


「緊急ですか?」

「俺の口からはなんとも言えません」

「そうですか……」


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