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最後の言葉

ひもは、階段を登り切っても続いていた。

「どこまで続いていやがるんだ」

俺は彼女と一緒にひたすら歩き続けた。

さっきの空き地を抜け、別の通路を通り、延々と続いている階段を上がり続けていた。

「でも、次で最後だよ」

箱を彼女が見せると、封印の最後の一枚がへばりついていた。

「これが消えると、この箱ともお別れなんだね」

彼女が感慨深げに言った。

「この迷宮ともおさらばっていうことだからな」

俺が彼女に言う。

その時、電子音が聞こえてきた。

「いよいよか」

俺は立ち止り、彼女が持っている箱を見た。

「部品を組み立て、手錠を外す。道はそこから広がってゆく」

そう言うと、紙が消えうせて、箱がひとりでに開いた。

「これ、鍵の部品かな」

中には、立体パズルのような感じにバラバラにされている金属製の何かがあった。

「これを組み立てろっていうことか」

箱から全ての部品を取り出すと、箱は自然にしまった。

「あそこのテーブルでしたらどうかな」

彼女が指さしたところは、月当たりの大きな部屋になっていて、中央には椅子2脚とテーブルが1つ置かれていた。

「なるほど」

俺たちはそこに向かい、この前手に入れた物と一緒になって、パズルに取り組み出した。

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