表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
武装執事と御嬢様  作者: 竜桜ミーナ
1/2

武装執事と初仕事

・・・ある日僕は天使に拾われた


~~~数ヶ月後~~~


「おるぁぁぁ、起きろ~後輩!仕事の時間だぞ」


「・・・おはようございます、ミズキ先輩」


「よし、30分で支度を終わらせろよ?」


少し粗暴な言い方で僕を起こしに来たのは神楽瑞希(カグラミズキ)先輩

僕の教育係をしてもらっているのですが・・・言い回しが独特な人なので

いつも僕が理解できずに先輩は頭を抱えています


そして僕が支度を終えて部屋を出ると


「遅いぞ~後輩!」


「たった3分じゃぁねぇかそんくらい許してやろうぜ?」


「はぁぁぁ・・・本当、後輩に甘いっすねライガー先輩は」


「甘いんじゃねぇよ、か・ん・よ・うなんだよ!」


「はいはい・・・」


ミズキ先輩をとがめている豪快な先輩はライガー・ストルニクス先輩

僕を拾ってくれた御嬢様の護衛部隊【武装執事(ガーディアン)】の

リーダーであり情に厚い「漢」というべき人です


「ふふ・・・皆さんは朝から元気ですね」


「あっ、執事長おはようございます!」


「おはよ~ございま~す」


「ミズキ先輩・・・ちゃんと挨拶しましょうよ」


「かまいませんよ、彼の仕事の腕は一級品ですからね

言葉遣いは悪いですが、その程度は大目に見ています」


好々爺としている老執事はアッシュ・リナーリヤ執事長

この御屋敷の全てを把握しているとも噂され

御屋敷の従者たちを統括する途轍もなく優秀な執事です


「執事長はなんか俺らに用事があったんすか?」


確かにこの御屋敷に来て数ヶ月、執事長が僕たちが住んでいる

従者生活寮を訪れる事はほとんどありませんでした


「皆さんに仕事が来ました」


「・・・仕事、ですか?」


「あのなぁ後輩、執事長が従者生活寮に

顔出した時点で、屋敷での仕事なわけないだろ」


「・・・じゃあ、どんな仕事ですか?」


「お嬢様と旦那様の護衛任務のことだぞ!」


「・・・なるほど」


これが僕の最初の仕事でした

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ