~地下編3~虚偽報告とその結末
記念すべきかはわからないけど1回目、Excelの乱数で選ばれたのは50位、田中君でした
田中「よろしくお願いします」
それでは友人に適当に作ってもらった質問をば、『本社の面接を受けようと思った理由は?』
田中「えっ、コレ面接なんですか」
いえ、友人が適当に作ってくれた質問票をサイコロ振って決めてるだけです『彼女とかいる?』
田中「…え、ええ、いますよ、だから帰りたいんです」
『本当に?』
田中「いますよ、というかなんなんですかこれ、本当にサイコロで決めてるんですか?」
『小鳥遊がバツイチと聞いて、そのあと、あんな人でも…とかつぶやいてなかった?』
田中「何で知って…いや違いますよ!だからいますって!」
『碌な能力引き当てず特に活躍してないあの田中が?』
田中「…」
はい、もちろんサイコロ振ったのは二つ目の質問までです。質問はきっと最終話まで募集中
一人も来なかったらそれはそれで面白いかなって思い始めた…末期。
「ん〜やっぱり難波さんの能力、上司っていうのは自分よりランキングが上の人の事を指すみたいだね。能力発動してみて感想違うの錦川さんだけだし。」
「なるほどな、それならまだ使い方を考えられる。こんな所で上司、部下なんて言われてもなぁ。それにしても柊さんだっけ?No.56でその能力って……。俺とそこまで大差ないよな。」
「そうなんだよね〜別に強くなるわけでもないし。まぁ情報戦になったら結構役に立つんじゃないかな?ほら、今だって私の能力でスムーズに検証が出来たわけだし。」
地下に送られておよそ1日、当てもなく彷徨っていた参加者は水を求め貯水池に思いの外多く集まっていた。
「そんな事より小倉、今の話は本当か?人の頭を腐った果実みたいにして殺した奴が居るってのは?」
「錦川さん、そんなせっかちな。ほら、ちょっと怖がってるじゃないですか。威圧感がやっぱり段違いなんですよ。小倉さん、その能力者って何処にいるんでしたっけ?」
厳つい顔の錦川をやんわりと押し留めて北神は大分落ち着いてきた小倉に優しく問いかけた。
No.75 小倉 那由奈
「ええ、はい。すいませんちょっと取り乱してました……。とにかくその腐らせる能力?を持った人がこの貯水池の近くで人を殺してたのを見たんですよ‼︎頭触らせてってしつこく言ってたと思ったら急に……。
何もないから最初の説明は嘘だと思ってたのに。やっぱりここはそういう場所だったの……。」
再び泣き出した小倉を柊が慰める。錦川、北神、難波、鎧坂はこれからの事を話し合う。
「とにかく、こんなに協力者が集まってるんだ。いくら強能力持ちが相手だろうが怖いものは無い。それに全員が能力を明かしたんだ、連携もじっくり考えようぜ。」
「錦川さん、え〜と言ってもらった能力は確か……。
錦川→敵に触れると1/5の確率で針貫通
北神→土下座中、能力使用無効
柊→顔・No.・名前・健康状態の一致
難波→サラリーマン
僕→ゆうしゃ
小倉→相手の傷口に毒を仕込む
だったね。これで連携取るとなると……。」
「簡単だ、相手は触れ無いと能力発動できないんだろう?なら北神の能力で無効にして俺と錦川さんで叩けばランキング下位者なんてあっという間だ。」
「流石ですね!難波さん。あ、1つ注意して欲しいのは俺の能力は能力が無効になるんじゃなくて能力使用が無効になるんですよ。
だから相手が発動してしまった能力は無効化できない……。」
「へぇー、じゃあ僕の能力の物の持ち運びなんかは無効化できないんだな。意外と穴あるかもね、注意していこうよ。」
良いこと聞いちゃったかもな〜。
「よし、作戦も決まったし善は急げだ。難波、北神、探しに行くぞ‼︎鎧坂は2人とここに残っててくれ。」
「うん、錦川さんも北神さんもたっちゃんも頑張ってね。」
「片付けたらすぐに戻ってくるからな!」
◇
「なに〜、あんたら何者?あ、もしかしてあたしの全人類ダメ計画、自分から受けようってこと?なんだ〜それならそうと早く言いなよ〜。」
「……こいつか?」
「俺に聞かないで下さいよ、一番話聞いてたの北神だったろ。どうなんだ?」
「なんか俺、一番下っ端ぽい……。うーん特徴は一致してるしなぁ……。間違いないと思います‼︎」
言うや否や北神は勢い良く土下座‼︎
「すいませーーん。勘弁してください‼︎」
「えっなにこいつ⁉︎普通にキモい……。ってうわっ!おっさん近過ぎ。」
難波の拳に触れる霧隠。
しかし、現在能力は使用できない‼︎
「キャアアアア!」
「思ったより柔いなこいつ……。え〜と確か殺せばポイント総取りだったな?」
難波は躊躇なく止めを刺した。
「なんだ、俺の出番なかったな……。北神、能力戻して良いぞ。」
「あっ終わりました?予想以上にあっけなかったですね。」
あはははと笑い合う3人、しかしここで新たな刺客が現れた。
No.25 南沢 健吾
ー決闘こそ我が人生ー
相手を1人指名後能力発動。指定した1人以外には双方向に干渉できなくなる。自分の姿も消え指定した相手以外が感知する術は無い。
*解除は、1時間後・自分か相手どちらかが死んだ時・何らかの能力的イレギュラーのみ
さっきの戦いを見てると。やっぱり1番強いのはあのガタイの良いおっさんみたいだな……。厄介そうなのから潰していきたいしね。能力発動!からの〜。
そう言って南沢は拳銃を取り出す。
「小道具は許してねっと〜。」
弾丸はなかなかの至近距離から放たれた。しかし、錦川も武闘家の端くれ。弾をいち早く察知し2人を地面に倒して庇いながらも何とか回避……。とはいかなかったが左腕に受け急所は外した。
「何だ⁉︎急に銃弾が……。おい、2人とも大丈夫か?」
が2人はなかなか起き上がらないどころか呻き声を上げ、苦しげな表情をしている。
「何が、大丈夫か?だ。これはお前の能力だろう、裏切り者が‼︎」
針に手を当てながらも難波は叫ぶ。
「違っこれは……。」
そうか、しまった。発動条件そのまま話したら警戒されると思って嘘を……。
「何してんすか!錦川さん。やっぱり気になってきてみたら……。2人は殺させないですよ!」
ここで鎧坂、柊、小倉も到着した。
くそっ全員が……。これじゃあもうダメかもしれない。だが、後ろに敵がいる。あっちも片付けないと。
「ちょっと待て、説明させてくれ。でも今はダメだ敵襲を受けてるんだ。ほら見てくれ!腕に銃弾が……。とにかく敵を倒したら戻ってくるからな。」
そう言うと錦川は針を食らって逃げ出した南沢を追って洞窟を走って行ってしまった。
「どうしよう、追おうか?鎧坂君。」
「いや、あいつは仮にも14位。僕たちじゃ少し厳しいかも……。それより2人の治療を手伝ってください。幸い、地上からは薬も結構持ち出せてきたんで。」
そう言うと鎧坂は難波の針を抜き出しにかかった。
「分かったよ、薬借して。大丈夫?北神君……。あーあ、それにしても錦川さん良い人だと思ってたのになぁ。」
No.14 錦川 870ポイント
裏切り者認定をくらった運の無い人、噓つきは針千本飲まされるのさ!
そういえばハリセンボンって千本も針持ってないらしい、こわい
No.25 南沢 760ポイント
この作品の能力バグその2(プラス方向)、別に狂戦士の魂は使わない、ブラッ●マジシャンとかも使わない
No.30 難波 1300ポイント
体に穴が開いても働き続ける、それが日本に多く生息する生物SYATIKU
No.56 柊 450ポイント
ちょっとのんびりしてる普通の女性、セーターとか似合いそう
No.62 北神 390ポイント
もうそこにある幻想は殺せない、アレ?こいつ無能じゃね?
No.75 小倉 260ポイント
ぶりっこ、外見はいいんです外見は…たぶん…
No.79 鎧坂 220ポイント
ド●クエの勇者が超太ってたらどうなんだろう…MPの代わりにカロリー消費しそう…
No.85 霧隠 死亡
霧隠「いつから私がかませではないと錯覚していた」
このようにチートキャラはよく死ぬ、致し方あるまいて…




