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~地下編2~仲間と勇者とダメ人間

前書きに書くことが特にない、ので、作中のキャラを呼んで質問的なコーナーっぽいのをやってみようかと思う

迷走しているのは分かっている、でも書くことがないんや、そして何か書きたいんや…

というわけで活動報告の方で出てほしいキャラ(死者も可)と質問内容を募集、作品自体への質問も募集します。

おそらく誰も来ないとは思いますが、その場合でもこっちで勝手に適当な質問を考えて、サイコロでキャラを選んで勝手にやります…


さ、寂しくなんてないんだからねっ!

 ゲーム開始から僅か数時間で出現した地下帝国はレンゴンの街とほぼ同規模の広さを持っていた。誰かの能力なのかそれともゲームの舞台装置なのか何もかもが謎のままゆっくりと時間は過ぎていく。


「あの山田って奴がこれは殺し合いのゲームって言ってたけど……。地下に送り込むとは言ってなかったよな?やっぱりここ、誰かの能力の中なんじゃ……。」


 No.62 北神 桃矢(きたかみ とうや)

 ー安全地帯(セーフティゾーン)

 自分の両手が地面についている間、自身を中心に半径100メートル以内での能力使用が無効になる


「とにかく人を見つけようか。悩むのはそれからでも大丈夫だろうし。おーい誰か居ませんかーー?」


 無用心に叫ぶ北神。地下の通路内に反響し音はかなり遠くまで届いている。だが、それは今回有利に働いた。


「あっ‼︎やっぱり私だけじゃ無かったんですね。良かった、1人じゃ心細かったんですよ。」


 No.56 柊 藍(ひいらぎあい)

 ー祈祷師の眼ー

 全ての参加者のNo.・顔・名前・健康状態をセットで知ることができる。自身が望めばこの情報はスマホを通して共有できる。


「ん?おぉ‼︎こんなとこにいたのか、しかも俺含めて3人。良かった、これなら何とか脱出できそうだな。」


 No.14 錦川 亮次(にしきかわりょうじ)

 ーハリネズミのジレンマー

 半径5メートル以内にいる自分以外の全ての参加者の体内から針を生成し内部から貫通させる。発動は自身の生命が危険と判断された時のみ


 3人はこの場所の情報を共有し合い共に行動することにした。


「錦川さん、現実では柔道をやってらしたんですか‼︎心強い仲間ができたなぁ。え、俺ですか?いやいや全然運動なんてできませんよ、結構苦手なんですよねスポーツって……。」


「そうなのか、まぁ能力が良ければ。ん?おいなんか上から音がしないか?まるで岩を削ってるような……。」


 錦川の予感通り、話す3人の頭上にある参加者が迫ってきていた。



 5分ほど前、地上ではある男が追われていた。


「ハァッハァッ、あいつ絶対ヤバイ絶対ヤバイ能力があり過ぎる……。絶対死ぬ。」


 No.58 富山 雪希(とやま ゆき)

 ー下降地流(グランドフォール)

 自身から半径15メートルまでの地面を陥没させることができる、あくまで下にしか動かすことはできない


 彼は先ほどから後藤に追われていた。


「ここら辺だったか?あいつは……。叫々圏が発動しない、もっと別の場所か。」



 15メートル地下まで降りた富山に再び地上に昇る勇気は無かった。


「イヤだ〜もう俺このまま死んじまうのかな……。昇ったらあいつがいる。降りるしかねぇ。」


 悲痛な顔で彼はひたすら沈んでいった。


 ◇


「ありゃりゃりゃりゃ?あたしゃこんなところで寝てたかいね?」


 洞窟の深部、水の集まる地下湖の畔で一人の女性が目を覚ます、ここに転送されて起きるまでに丸一日寝ていたことから彼女の異常なまでの怠惰な性質が見て取れるだろう


「しかもあたしの能力、まんまあたしじゃん、マジウケるwww」


 No.85 霧隠 彩乃(きりがくれあやの)

 ―ダメ人間―

 自身の触れた部分をダメにする、ダメになった部分は30分で戻るがダメにされた状態で壊されたりした場合、壊れたままダメ化が解除される


「んー、これって人の頭に触って能力使ったら皆あたしみたいになんのかな?」


 起きた時に近くにあったスマホで能力を見てひとしきり笑った後、彼女はアホみたいな考えを思いついた


「えーっと、参加者が百人だから…うん、いっぱいだね!いっぱいの人に触ればオッケーだ!」


 彼女の行動はのちにとんでもない事態を引き起こすことになる


「よっし!全人類ダメ計画頑張るぞ!みんなダメ人間になったらきっとあたしがオンリーワンだ!あれナンバーワンだっけ?」


 ◇


「ちっあいつどこ行きやがった!?」


 暗い洞窟の中、一人の男が怒鳴り声をあげる


「まあまあたっちゃん、落ち着きなよ、ほらハンバーガーでも食べてさ」


「もとはといえばお前がショッピングモールで食料品売り場から離れなかったのが原因だろうが!あれさえなけりゃあ…変な枠ができたかと思えばこんなとこにいるしよお、というか連れてこられてきたときに一瞬だけ見えた寝たまんまのあいつ!絶対あいつが犯人だろうが!」


 がたいのいい男と太った男が言い争う、が太った男は全く気にした様子を見せず、マイペースで食料を食べ続ける


「そう怒んないでよ、ほらたっちゃんの好きなぶどうもあるよ、幸いしばらく食べ物には困らないさ、僕の能力でね」


 No.79 鎧坂 太嗣(よろいざかふとし)

 ―ゆうしゃ(RPG)

 ・ものを100種類100個までなら袋に入れて持ち歩ける

 ・剣と盾をうまく扱えるようになる

 ・自身の体力を200とし、少しのかすり傷でも攻撃をくらえば体力が1減る、0で死亡、ものを食べたりすると回復

 ・RPGのシステムがいくらか反映される


「太嗣…おまえどうせ食べ物ばっかりで包丁やお鍋の蓋なんて持ってきてねえんだろ?」


「うん、当たり前じゃないか、それに持ってたとしても僕は戦えないよ、怖いし」


「ああもうちくしょおおおおお!俺の能力もあんまり役にたたねえしよお!」


 No.30 難波 隆彦(なんばたかひこ)

 ―サラリーマンズ・ドリーム―

 自分より立場が上の相手(上司)に対し不快感を一切与えず好印象を植え付ける、立場が下の相手(部下)に対しては自身の良い行動に必ず憧れを持つようになる、歩くスピード、事務処理能力が2倍になる


「社員の鏡だねたっちゃん」


「いや、現実でこんな能力持ってたらうれしいけどよお、俺たち今殺し合いの場にいるんだぞ!こんなのどうしろっていうんだよ」


「人に会ったら名刺渡してみるとか?」


「いや俺漁師なんだけど、名刺なんて持ってねえよ…」


 ◇


「あれ、地下に空間なんてあったのか、知らなかった」


 地上で後藤に遭遇し、地下を掘り進んでいた富山は地下帝国の一部に降り立った、しかし周りに人はいない、富山が降りてくる音を聞き取った3人は逃げたためである


「おーい誰もいないのか」


 浅慮にも周りに人がいないのか呼びかける富山、後藤に遭ったばかりだというのに後藤のような人間に出会うことを一切考慮していない、しかし幸か不幸か彼の声に反応するものはいない


「ふんふふんふふーん♪」


 否、一人だけ富山に近づく者がいた、霧隠である。彼女は後ろからの声を聴くとすぐさま今来た方向へ、スキップで富山のいる方へと向かっていた、そして…


「お、やっぱり人がいたね、声がしたからこっちかな~って思ったんだ、あたし天才?」


「ああよかった、やっとまともに会話が通じそうな人に会えた」


 後藤のような狂った様子ではない霧隠に安心していた富山だったが、彼女の次の言葉で呆気にとられる


「あっ、ねえねえお兄さん、一つお願いがあるんだけど」


「ん、何だ?悪いが食料とかは持ってねえぞ」


「いやいやそんなんじゃなくて…」





「頭触らせてくんない?」





「は?」



 呆気にとられる富山に向かって真っすぐ霧隠の腕が伸びてくる、しかし身体能力ランキング58位と85位、その差は大きく、富山は余裕をもって距離をとった


「おいおい一体どうしたアンタ、戦おうってのか畜生め」


 富山が身構える、富山は先ほど霧隠が触ろうとしてきたことから彼女の能力が接触が条件だとあたりをつける


(おそらくあの手に触ったら何かが起きる、頭に触らせてって言ってたから頭以外じゃ何も起こらないのかもしれないけど油断はできない)


「いやいやそんなんじゃなくて実験だよ実験、だいじょぶだいじょぶ30分で戻るらしいから」


「はっそんな嘘に騙されるかよ!」


 富山はすぐさま能力を発動、霧隠の足元の地面を沈降させた


「うわ、なにこれすごい、エレベーターみたい…」


 霧隠は為す術なく、というよりも一切抵抗することなく地面へ沈んでいった


「なんだったんだありゃあ…」


 あまりの呆気なさに呆然とする富山であったが、それもつかの間、次の瞬間彼の顔は驚愕に染まることとなった


「なっ、うおわあああああああああ!」


 富山の足元が突然崩壊し、富山は落ちていった、そうちょうど霧隠を沈めた深さと同じくらいの深さに


「ぐはっ」


「おっ、また会えたねお兄さん、いやあありがとありがと、土に能力使うとこんなんになるんだねえ、ふっ実に面白い!」


 富山はすぐに起き上がろうとして自身の上に積もった土から這い出そうとして、その土の軽さに驚く


「お前…いったいどんな能力を…」


「あっそうだったそうだった、忘れるところだった、えいっ」


 富山が驚いている隙に霧隠は富山の頭に触れた、その瞬間富山は思考を止めた、いや何も考えられなくなった


「うわっ、思ったよりキモイ」


 富山は霧隠に頭を触れられた時の体勢で立ったまま、ぼうっと遠くを見つめ、口からは涎が零れていた


「これダメ人間っていうか廃人じゃないかな?認知症のうちのじいちゃんみたいだ、あり?」


 廃人のようになった富山を見つめていた霧隠だったが、富山が自身の方にゆっくりと倒れてくるのを見て後ろへと下がり、そして…


 ドシャッ


「うわあああああ!なにこれヘッドショット!?やばい!狙撃手がいるうううう!!!」


 富山が地面に倒れると同時、富山の頭のみが地面へ腐った果実のように広がった、それを見た霧隠は一目散に逃げだす


「ああもう!実験しようとしたら狙撃手が来ちゃったしぃ!次の人捜してもっかい実験するしかないかぁ…ってやばい狙撃手いるんだったぁぁあああああ!!!」


 もちろん狙撃手などいない、富山が倒れた衝撃が霧隠の能力でダメになっていた頭を破壊しただけである、しかし霧隠はそのことに気づかないし自分が殺したという自覚もない




 今ここに無自覚の殺人者が誕生した。


No.14  錦川            870ポイント

死にかけると無差別に針を刺してくる傍迷惑な人、全部作者ってやつの仕業なんだ!


No.30  難波            710ポイント

あったらいいなこんな能力、特に事務処理能力…


No.56  柊             450ポイント

劣化天道?、でも健康状態見れるからどっちがいいとか言えない、頑張れ天道!


No.58  富山            死亡

登場した話で死ぬ久しぶりのかませ、まあ加賀さんと能力被ってたし…


No.62  北神            390ポイント

右手で幻想を殺す(イマジンブレイカー)のではなく両手を地に着く体勢(ドゲザ)で幻想を殺す人


No.70  後藤            この時何ポイントだったか考えてない

久々にちらっとだけ登場した作者の化身、地下編ではこれ以降出ないので安心してください


No.79  鎧坂            220ポイント

ゆうしゃ よろいざか は ハンバーガー を たべた!


No.85  霧隠            590ポイント

超が付くアホの子、そのアホっぷりはとどまることを知らない、マイペースともいう

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